アル・ゴア元米副大統領の映画『不都合な真実』がよかったのか(Live Earthは日本では期待したほどの盛り上がりにならなくて残念!)、今年は「エコ元年」と言っていいほど、世の中の環境に対する風向きが変わったように思います。本当によかった。ここからさらに地球市民としての意識変革にスピードをつけていければ、もしかしたらまだ間に合うかも……と期待しています。
そんな今、できるだけ多くの人とシェアしていきたいなぁと思っているのが、「地球を感じる」ことです。地球の大きさがどのくらいのものなのかというスケール感、あるいは自分自身が地球の上で歩き回っているひとつの生き物なのだという実感、こうやって仕事をしたり恋愛をしたり家族のことを思ったりしている人間だけど、地球と同じ成分でできている地球の一部であるという直感。
たとえば、代々木公園のような広い芝生や原っぱで大の字に寝転んでいるところを想像してみてください。思いっきり手足を広げた大の字で。青い空に白い雲がプカプカきれいです。きもちいー。体をあずけている大地もお尻や背中で感じます。草の匂いが鼻をくすぐります。
さて、そうしたら、手足がぐんぐん伸びていくようなイメージで、体の下の大地を四方八方にたどっていきましょう。ぐんぐんぐんぐん。意識をずーっと先まで伸ばしていくと、僅かずつですが地面が丸みを帯びてくるのを感じます。水平線がほんの少し曲がって見えるあの感じ。丸い地球に張り付いている自分。その地球は回っています。それもすごいスピードで。地球上のどこにいるのかにもよりますが、日本なら時速1400キロくらい。そのスピードで私も回っているんです。はい、東に向かって、体の下の大地が猛烈なスピードで落ちていくようなイメージができてますか?

水平線をじーっと見ていると少し丸いのがわかりますよね、あの感じ。飛行機から見ると、さらに丸いのがよくわかります。
その地球は、宇宙の遠いところから見ると、ひとつの天体です。水が表面を覆っているので、近くにいる太陽の光を反射して青く輝いています。あるいは、真空で真っ暗な宇宙に浮かぶひとつのカタマリ。太陽からの光や熱のほか、基本的には何も出たり入ったりすることのない閉鎖系です。人間の体もいつかは土や空気に戻るように、地球上の物質は、形を変えながらぐるぐると地球の上で循環し続けています。
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温暖化など環境問題を考えるとき、この大きい視点を持っていると、何が問題なのか、とてもわかりやすくなるのではないかなと思います。この続きはまた近々。

cafeglobeの入っているビルから見えた、梅雨の合間の夕焼け。この空の向こうには宇宙が広がっていて、そこにぽつんと浮かぶ地球はぐるぐる回っていて。夕焼けは、地球の自分のいる側が、太陽とは反対側に回り込むとき、太陽の光がより分厚い空気の層を通ってくるため(角度が低いから)、青い色が大気に吸収されて赤く見えるのだそうです。
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