更新日:2011年4月06日



エネルギーを考えるフォーラムに参加しました その2

カテゴリ:地球温暖化カテゴリ:東京  2005年12月02日

   前回の記事を書いた30日に、英の科学雑誌『Nature』に、「極地方の温暖化が進めば、高緯度ヨーロッパに温暖な気候をもたらしているメキシコ湾流が弱まり、ヨーロッパ全体が寒冷化する」という報告が掲載されました。海流はすでにこの50年でだいぶ弱まっていて、このペースで温暖化が進めば20~30年以内に平均6度程度気温が下がる可能性があるとか。言わずもがな、大洋の対流が弱まるということは暖かい海はますます過熱するわけで、台風などはますます大きくなり、砂漠はますます広がると考えられます。

   さて。今回のフォーラムのメインテーマであった「地球に優しいシンプルライフ」について。高校時代に環境問題に目覚めて早20年、私なりに暮らしの中でできることはし尽くしてきたという自負はあるので、改めて何をしているかをざっと書き出してみることにしました。順番は思いついたままです。

暮らしの中でやっていること
●ゴミ分別は徹底的に
企業からのDMなど透明な窓付きの封筒は、窓を切り取って紙の部分は古紙回収へ。
●水筒持ち歩き
せめて買ってしまったペットボトルは何度も洗って水筒代わりに。
●お弁当持参
容器やコンビニなどでの冷蔵エネルギー削減。自分の健康とお財布にもプラス。
●エコバッグ携帯
無印良品の小さく畳めるエコバッグがオススメ。また、どうしてもお弁当を買うときには袋もお箸も断って裸でお弁当を持ち帰ります。
●灯かりは自分のいるところだけ
電球色蛍光灯を活用。
●冷暖房は最小限に
あったか下着を重ねて、首には室内でも薄手マフラーをくるりとひと巻き、机では足元に湯たんぽ、シュラフなども動員。カーテンは厚手で床まで届くものに。
●ラジオとネットラジオを愛用
テレビは消費電力が大きいので、ダラダラ見はしません。新しい電化製品を買うときは、消費電力が少ない機種を選ぶ。今冷蔵庫を探しているので、カタログとにらめっこしています。


今回のフォーラムでは、東京都環境局から、都の地球温暖化や省エネへの取り組みに対しての説明が。私も、古くて青息吐息の冷蔵庫を買い換えるべく、この家電店などで商品に貼られている「A」「AA」などのマークを目安に、もちろんノンフロンで、音も小さくデザインもいいもの……と探し中です。

●コンセント抜きをこまめに
テレビなどはもちろん、携帯の充電器も充電していないときはコンセントを抜く。過充電は携帯の充電池の寿命も縮めるそうです。
●食器はぬぐってから洗う
ティッシュや新聞、古いシャツのはぎれをためておいて、油をぬぐって捨てます。そうすると水も洗剤も最小限で済みます。
●食事の中のお肉は控えめに
ひとくちの牛肉は、どんぶり何杯ものトウモロコシでできているわけで、それだけ環境負荷が高い。マクロビや完全ベジタリアンまで行かなくても、お肉は控えめが体のためにもいいと思っています。
●加工食品は控えめに
冷蔵や輸送にかかっている電気やガソリンを考えても、なるべく減らしたい。
●国産食材を選ぶ
輸送にかかるエネルギー、保存のために使われる農薬を考えても。
●食材を食べきる
自給率が低い日本は、エネルギーで見ると日本の3~4倍の面積を食べているのだとか。普段はおかず何品なんて要らない。一汁一菜で十分。その分、大切な人とときどき豪華な食事を作ったり面白いレストランに行ったりして楽しみます。
●やかんは底についた水滴を拭いてから
やかんや鍋の外側についた水滴は、火にかける前にふきんなどでさっと拭いておくと、エネルギーのロスが防げます。蓋もこまめにして、コンロの火は鍋の底より内側に収まるように調整(鍋の側面を炎がなめる状態は効率が悪い)など、キッチンでできることはまだまだたくさんあります。
●クルマになるべく乗らないように工夫
近所なら自転車を活用。クルマは本当は大好きなんですが、我慢を心がけています。
●ショッピングを趣味にしない
必要なものは吟味して買うけれど、ショッピング自体は楽しいことではないと自覚する。
●布ナプキンを活用
これ、いいです! あったかくて気持ちもいいし。まだの方はぜひお試しあれ。
●夏場以外、毎日シャンプーしない
今の時期なら2日に1回か3日に1回。シャワーの使いすぎには気をつける。夫と一緒の日はお風呂の節約のために一緒に入ったりも。ひとり暮らしのときは長風呂のかわりに長足湯も。ドライヤーもほとんど使いません。
●じつは……トイレは毎度は流さない
カミングアウトは勇気がいりますが(^_^;)、そしてまだ夫の前でもさすがにできないんですが、ひとりで一日家にいるときなど、水の節約のためにときどきトイレを流さないでおくことも。

   ……まだまだあるけど、まずはそんなところでしょうか。最後のほうのはなかなか「こうするといいよ」と口にしづらいものもあるんですが、なにせ焦ってますんで(前回参照)、言葉にするようにしています。みなさんも、こんなことしている!ということがありましたらぜひ以下のコメント機能などでお寄せください。知恵を集めて、それを常識にしていきましょう。

   あとは、前回の記事にguess whoさん、Mangoさんがコメントを寄せてくださいましたが、「こういったことができるんだよ」「やらないと、マジまずいよ」ということを広めていくような活動、私もすごく必要だと思います。これも案などがあったらぜひ意見をお願いします。でも「誰かやってくれたらいいのに!」と願うだけじゃなくて、「じゃ、自分も何かやろう」と周りの人に声をかけてみるなど、自分が動きだすことも大切かなと思っています。頑張らなくちゃ、ですよね。ホントに。


東京大学の松橋隆治氏からは、自分の行為で二酸化炭素をどれだけ削減できたかを実感できるように、省エネ活動をポイント化、ポイントを貯めたら還元されるような仕組み「CO2 CO2カード(コツコツカードと読ませるのが憎い……)」の紹介がありました。学生が考えたのだとか。

●英誌『Nature』の11月30日の記事はこちら>


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私が17年いるミラノでも、環境・エネルギー問題に対する関心は、だんだん高まってきているといえます。この冬は、もう2,3回雪が降ってます。これやっぱりちょっと異常。

本当に、青木さんおっしゃるように、もっと声を出して、ゴミを出さないようにするための小さな努力や犠牲を、恥ずかしいことではないんだから、って自らアピールする勇気が必要なんでしょうね。私、青木さんのやってること読んで、ほとんど実行してることに気づきました。(トイレの件もかなり近い!)そんな確認だけでも、ちょっと弱気な人は、何だ、私もしていいのね、というきっかけになるかもしれませんね。

投稿者 tigre : 2005年12月03日 16:18

独身のころから見ていたカフェグローブですが、今もかかさず見て、この青木さんの記事に一番関心があります。主婦になり、子供がいて、私にできること。ここにあること、いくつできているか、そしてもっとできることは。。と考える日々です。私の夫は日本人ではありませんが、地球に優しいシンプルライフの意識を同じように持てることが私の望みでもあります。
便利さだけを追求してしまうことなど、今違う一人一人の考えが、少しでも、地球に優しいシンプルライフを心がけるようになりたいものです。

投稿者 satomi : 2005年12月07日 19:38

natureの記事、読めませんでした。
代わりにこれはいかがでしょう?
http://www.pik-potsdam.de/%7Estefan/thc_fact_sheet.html

http://www.pik-potsdam.de/%7Estefan/Publications/Nature/nature_concept_03.pdf

http://www.noc.soton.ac.uk/rapid/
特に3つ目のは青木さんと関係の深いUKのものです。まだ私は読んでないですが。

投稿者 worry : 2005年12月14日 22:28







青木陽子
Cafeglobe
ファウンダー・取締役
女性誌編集者時代、自分を含めまわりの女性たちが本当に読みたい媒体がないことに気づき、1999年に現社長の矢野とともにCafeglobeを立ち上げ、6年間編集長をつとめる。現在、パートナーの暮らすロンドンと東京の二重生活を実践中。
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