良質のラブストーリー&サスペンス 『幻影師アイゼンハイム』 [2008年05月23日(金)]
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今日ご紹介するのは、『幻影師アイゼンハイム』。幻影師、ちょっと耳慣れない言葉ですが、奇術師、イリュージョニストのことです。
![]() イリュージョンを扱った映画といえば、ヒュー・ジャックマン主演の『プレステージ』が記憶に新しいところ。どちらも大掛かりなイリュージョンを使うという意味ではかぶっていますが、『プレステージ』のほうが好き嫌いが分かれそうな気がします。展開はハデでドキドキさせるんですが、ラストはかなり荒業的な感じが……。それと比べると、『幻影師アイゼンハイム』のほうは、ハデさにはちょっと欠けますが、ラストまで十分に説得力のある展開。イリュージョンにドキドキしながら、ラブストーリーとサスペンスも楽しめる。それぞれがいいバランスに入っています。 舞台は19世紀末のウィーン。一世を風靡していた天才イリュージョニスト・アイゼンハイムは、幼なじみの公爵令嬢ソフィに舞台で偶然再会する。ソフィは、いまやウィーンの皇太子レオポルドの婚約者。幼い頃、身分の違いから引き離された2人が、この再会によって禁断の恋を再燃させる、というストーリー。 ストーリーはフィクションなのですが、キーとなる皇太子レオポルドは実在した人物で、ちょっと暴君的なところは事実が反映されているのだとか。アイゼンハイムが披露する奇術も、大半は当時実際にあったものなのだそう。そう思って観ると、19世紀ウィーンのイリュージョンって、相当レベルが高くて驚きです。 ![]() 仕掛けの読めないイリュージョンにドキドキしつつ、恋のゆくえについても最後までじっくり見せてくれる作品。パズルが解けるようなラストも爽快。ベタなラブストーリーは苦手、という彼とも一緒に楽しめるので、デート向きかもしれません。 『幻影師アイゼンハイム』 監督:ニール・バーガー 出演:エドワード・ノートン、ポール・ジアマッティ、ジェシカ・ビール 5月下旬よりシャンテ シネほか全国ロードショー (C)2006 Yari Film Group Releasing, LLC. All Rights Res |






