浅野忠信さんのチンギス・ハーン、カッコいい! 『モンゴル』 [2008年04月02日(水)]
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今日ご紹介するのは『モンゴル』。今年のアカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされたことで、主演の浅野忠信さんの現地入りが話題になっていた、あの作品です。
![]() 浅野さんが主演ではあるものの、ドイツ、ロシア、カザフスタン、モンゴルの4カ国合作の作品で、監督は、ロシアのセルゲイ・ボロドフ。映画は全編モンゴル語。浅野さんはキャストでただひとりの日本人。しかもチンギス・ハーン役。主演です。 チンギス・ハーンを演じるのにふさわしいアジア系の俳優を探し回った監督が、ぜひ出てほしいとオファーをしたことがきっかけで、浅野さんは単身で中国に乗り込んだのだそう。実はこの映画、浅野さんが出演しているとはいえ日本での公開は未定で、今回のアカデミー賞ノミネートを受けて急遽公開が決まったといういきさつがあるのだとか。観終わって、日本で公開が決まって本当に良かったと思いました。浅野さん、本当に素敵なんです! 素敵といっても、普段の浅野さんから連想されるオシャレで洗練された感じからはほど遠く、ヒゲも髪もぼうぼう。冒頭の囚われのシーンでは、石化しているのでは?っていうくらいに肌もガビガビ。でも、それがテムジン(チンギス・ハーン)の荒々しさとカリスマ性を伝えていて、カッコいいと思えてしまうんです。 この映画のCMやポスターでは、恐そうな戦闘シーンが多いし、チンギス・ハーンって世界を征服した恐い人のイメージがあるので、浅野さんの話題以外ではあまり食指が動かないかもしれませんが(というか、私がそう…)、私はこの映画、壮大な恋愛ドラマとして観ました。子どもの頃に運命的な出会いをした2人が、どんなに仲を引き裂かれても互いを求め合う。テムジンも強いけれど、妻のボルテもそれを上回るくらいに屈強で、彼女の存在があったからこそテムジンは成功したんだということがよくわかる。演じるモンゴル人の女優さんもキリリとしていて魅力的です。 ![]() モンゴルの広々とした草原や乾いた土の感じも、映画の雰囲気を盛り上げていますが、あんなに何もない大自然の中で撮影をしたんだと思うと、撮影チームの中に単身で乗り込んで歴史上の大人物を演じたという浅野さんの挑戦が、改めてカッコいいなーと思える。 いろんな意味で元気になれる作品です。 『モンゴル』 監督:セルゲイ・ボドロフ 出演:浅野忠信 4月5日(土)より丸の内TOEI 1、新宿バルト9他にて全国ロードショー (c) 2007 CTB FILM COMPANY/ANDREYEVSKY FLAG FILM COMPANY/X FILMECREATIVE POOL/KINOFABRIKA/EURASIA FILM.ALL RIGHTS RESERVED. |





