松ケン・クラウザーさん、カッコいい! 『デトロイト・メタル・シティ』 [2008年08月25日(月)]
『デトロイト・メタル・シティ』を映画館で観てきました。
原作のマンガは読んでいないんですけど、すごく面白かったです。大満足。
映画パンフレットの表はクラウザーさんで裏は根岸くん。松ケンのなりきりぶり、すごすぎます!
オシャレ系ミュージシャンを目指している根岸くんが、その道では認められないのに、デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ(DMC)」のボーカリストのクラウザーさんとしてステージに立つと、カリスマ的な人気を得てしまうという話。
松山ケンイチさんが、完全に根岸くんとクラウザーさんになりきって、演じ分けていました。
根岸くんのときは動作もクネクネしてて頼りないのに、クラウザーさんになると、とたんにカリスマオーラが漂ってくる。あのメイクと衣装なのに!?、本当にカッコいいんです。特にライブのシーンはリアルに盛り上がっている空気が伝わってきました。DMCのライブツアー、ホントにあったらいいのに……。
もう、彼の演技力はなんなんでしょうね。『DEATH NOTE デスノート』のLしかり、『人のセックスを笑うな』のみるめくんしかりで、演じるごとに完全にキャラが立ってる。これから先、何を演じてくれるのか、本当に楽しみです
『デトロイト・メタル・シティ』の原作は下ネタ満載のギャグマンガだと聞いていたので、そういうノリかなーと思っていたら、人生でやりたいことと評価されることがずれてしまうことの切なさ、みたいなテーマも描かれていてちょっとジーンとくるシーンもありました。
デスメタルの大御所、KISSのジーン・シモンズと、渋谷系の大御所(?)、カジヒデキが出ているところも豪華。それにしても、デスメタルと渋谷系のギャップで笑わせるという原作のアイディア、面白いなあ。
『デトロイト・メタル・シティ』
監督:李闘士男
原作:若杉公徳
出演:松山ケンイチ、加藤ローサ、秋山竜次、細田よしひこ、松雪泰子、ジーン・シモンズ
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これ、面白いです! 『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』 [2008年07月11日(金)]
この映画、公開前はノーマークでした……。
公開後に、面白いらしいというウワサを聞いて行ってみたら本当によかったので、遅ればせながらご紹介します。
後部座席の白鳥も、ストーリーの展開を握る大事なキャラクター
タイトルとビジュアルからは「ドタバタアクションコメディ」を想像しませんか? でも実際にはそこにホラーと西部劇と『ゴジラ』の要素も加えて、とでもいう感じ。基本は笑える映画なのですが、「おバカ映画」というのとはちょっと違う、力のこもった作品でした。
超優秀なニコラス・エンジェル巡査は、高すぎる検挙率から組織内で妬まれ、仕事人間ゆえに恋人にも捨てられ、ロンドン警視庁から田舎の村サンドフォートへ左遷されることになる。サンフォードでは、署長の息子で刑事映画オタクで冴えないダニーと相棒を組んで、刺激のない毎日を送っていたところ、ある日を境に次々と残虐な殺人事件が起きはじめる……、といったストーリー。
サンフォードは絵葉書にでもなりそうな典型的なイギリスの美しい村。村人たちも上品で穏やかな人たち、のはずなのに、中盤から残虐なシーンがいくつか続き、後半は銃撃戦やらカーチェイスやら。こんな話だっけ? っていうくらいに急激に展開していきますが、話はちゃんとつながっているし、伏線もいろいろあり。
イギリスの田舎に上品なご婦人。で、ハリウッド並みの銃撃アクションシーン
カメラワークがとにかく凝っていて、過去の作品のオマージュと思われるシーンも多数。直接作品名を知らなくても、こういうシーンっていかにもアクション映画っぽい!という感覚で楽しめます。
聞くところによると、監督のエドガー・ライトはタランティーノ監督の友人だそう。細部へのこだわりとか、音楽のチョイスとか、たしかに二人の映画には通じるものがあります。タランティーノ好きの方は、お見逃しなく!
そういえば。ケイト・ブランシェットがカメオ出演してます。前半、目だけが見えるエンジェル巡査の元恋人役。ぜひチェックしてみてください。
『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』
監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト、サイモン・ペッグ
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト
渋谷シネマGAGA!ほか 現在公開中
(C)2006 Universal Pictures International. ALL RIGHTS RESERVED.
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この冬イチバン笑える映画はコレ! 『俺たちフィギュアスケーター』 [2007年12月19日(水)]
どうですか、このビジュアル。正直このデザインの試写状が届いたときは「これは、カフェグローブユーザーには、なしでしょう」と思ってました。ところが、この作品、かなり強力プッシュなのです!
ポスターのビジュアル。ジミー(青いほう)の右手をよーく見るとクジャクの顔になっているんですよー!
なぜならば、面白いんです。単純なストーリーなんですけど、笑っちゃうんです。しばらく時間が経っても思い出し笑いできるくらい、個人的にはツボにはまりました。
主人公は、サラサラヘアで白い歯がまぶしい「ブロンドの貴公子」ジミー・マッケルロイ(ジョン・ヘダー)と、荒っぽい演技で女子を虜にする、チャズ・マイケル・マイケルズ(ウィル・フェレル)。もともとライバルだった2人が、あるいきさつから史上初の男子フィギュアペアを組むことになる、という話。
まったく違うタイプのダメ男子2人が最初はぶつかりながらも、認め合って一緒に頑張る。ふと思い出したのが、トミーとマツ。って、あまりに古すぎて引かれてしまいそうですが…。松崎しげるさん演じるギラギラした女好きのトミーと、国広富之さん演じる、気が弱いのにトミーにからかわれると突然キレてパワーが出るマツ(そういうドラマがあったんです)。特別カッコよくもないのに、コンビを組むと応援したくなっちゃう。そういう、ダメ男の友情って、観ていてワクワクするものじゃないですかね?
スケートのシーンでは、指先から火を噴いたり、手がクジャクの顔になったり、全身電飾の衣装を着たりと、バカバカしくて笑える要素がたっぷりですが、滑っているようすはふつうに競技を観ているようで楽しいし、感動的ですらある。ヘンなキメポーズはあるものの、男子フィギュアペアって本当にありなのでは?なんて思えます。
これが全身光る電飾の衣装。テーマ曲はクイーンの「フラッシュ・ゴードン」!
アメリカでは、『オーシャンズ13』を超える興行収入だったんだとか。あの、豪華キャストのオーシャンズ、ですよ!? その理由としてはキャスト、特にウィル・フェレルのファンがアメリカには多いってこともあるようですけど、やっぱり面白いから、なんだと思います。この映画はコメディだけど、スポ根も、恋愛も、友情も入っている。だから観ていてスカッとするんでしょうね。
と、こんな時期に絶賛しつつ、クリスマスデートには、どうだろう…。下品なネタもいろいろ入っているので、相手から指定してこない限りはやっぱりリスキーかも。できれば、これは体裁を気にしなくていい相手と行くのがよいかと。
最後にきて尻すぼみになりましたが…、本当におすすめですよ。
『俺たちフィギュアスケーター』
監督:ウィル・スペック、ジョシュ・ゴードン
出演:ウィル・フェレル、ジョン・ヘダー
12月22日より渋谷シネマGAGA!なんばパークスシネマ他全国順次ロードショー
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