ジョン・レノンの命日に公開『PEACE BED アメリカ VS ジョン・レノン』 [2007年12月08日(土)]
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ジョン・レノンの命日である今日から公開のこちらのドキュメンタリー映画。劇場で観てきました。
![]() (c) 2006 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved. ジョン・レノンといえば、「ザ・ビートルズ」のジョン・レノンのイメージが強いのですが、この作品で描かれているのは、ビートルズ時代というよりは、オノ・ヨーコと出会ってからのジョンがメイン。関係者の証言を交えながら、ジョンとヨーコがどうやって愛と平和のメッセージを伝えてきたかを紹介していきます。 たとえば、「超長髪」のジョンとヨーコが新婚旅行先のアムステルダムでベッドに入ったままインタビューを受けている、有名な「ベッド・イン」の写真や映像。「戦争をする代わりにベッドで過ごそう。髪を伸ばそう、平和になるまで」というメッセージを当時のメディアがどう取り上げたか、取材陣が帰ったあとにジョンとヨーコがどんなことを話していたか、といったエピソードを聞くと、彼らが何を考えながら平和の活動をしていたかが、リアルに伝わってきます。 アメリカ国内で反戦運動を続けるジョンの影響力の大きさを脅威に感じたニクソン政権が、FBIを使って盗聴や監視をしていたこと、ジョンに国外退去を命じていたことも、映画では明らかに。そのころジョンは「ヨーコと僕に何かあれば、それは事故ではない」と友人にもらしていたそうです。 ジョンの影響力がすごかったんだなと思ったのは、彼の歌“Give Peace A Chance(平和をわれらに)”が7月に発表され、その年の11月には、ワシントンD.C.ベトナム戦争反対のデモで25万人が一斉に歌ってたこと。その映像を観て、鳥肌が立ちました。そりゃ、政府も無視できないでしょう。権力を使わず、暴力も使わずに人々の心をつかむって、本当にすごいし、かっこいい。 ジョンとヨーコの平和のキャンペーンとして「WAR IS OVER IF YOU WANT IT」というポスターや看板を世界12都市に自費で出したというエピソードからは、彼らが自分たちの影響力を使って、いかに世界に向けて強力なメッセージを送り続けていたかがわかります。メッセージをこめたアート作品、ですよね。彼らの活動にはアーティストとしてのヨーコの力も欠かせなかったようです。 ジョン・レノンについて、そしてジョンとヨーコについて、いままで断片的に持っていた彼らに対する知識が、この映画でつながって、ストンと理解できたような気がします。 ![]() 命日ということもあってか、劇場ではジョン・レノンを偲んで献花台が設けられていました。 今日は、今年で7回目を迎えるコンサート「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」あったようですね。 コンサートにも出演されたオノ・ヨーコさんが、明日は劇場で舞台挨拶をされるそうですので、そちらの取材にも行ってみようと思います。 『PEACE BED アメリカ VS ジョン・レノン』 監督:デヴィッド・リーフ 、ジョン・シャインフェルド 監修:オノ・ヨーコ TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて公開中 |






