『タロットカード殺人事件』と『アフター・ウェディング』 [2007年11月05日(月)]
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もう11月ですね。しばらく時間が空いてしまいました。
この間に、マット・デイモンも来日していたようですが、リポートできず、ごめんなさい! 今日は、最近公開された作品で、これは見ていただきたい!と思っていた作品について、カンタンにご紹介しますね。 まずは、『タロットカード殺人事件』。 これは、ウデイ・アレンが監督・主演、スカーレット・ヨハンソンが主演の話題作。ウデイ・アレンが惚れこんだミューズ、スカーレット・ヨハンソンとのコンビ第2作目ということで、彼女がとにかくチャーミングに描かれています。 ![]() 前作の『マッチポイント』のスカーレットは、オトコを翻弄するセクシー女優役でしたが、今回は、かわいいけどどこか抜けてる新聞記者志望の女子学生役。すっかりコメディエンヌになってました。好奇心旺盛で、行動が大胆。だけどおっちょこちょいで失敗もするところがまた可愛い、って昔の少女マンガのヒロインみたいですけど、まさに『おてんば探偵』って感じ(そんなマンガはないですけどね)。何をやっても可愛い。水着姿も、メガネっ娘姿もあって、彼女のファンにはたまらないはず。 ![]() それが一番の見どころではありますが、ストーリーも面白い。ワクワクドキドキさせて、途中、展開が読めなくなって、最後は意外な展開で事件を解決、みたいな痛快系の話です。 ウディ・アレンの演じる役ってなんとなく読めるんですけど、いちいちおかしい。今回もスカーレットとのやりとりが、常にやられっぱなしでよかったです。 この映画、もうひとつ、これから観にいくかたにぜひチェックしておいていただきたいのが、スカーレット演じるサンドラの友人ヴィヴィアン役。特に重要な役どころではありませんが、この女優、ロモーラ・ガライが主演の映画が12月に公開されます。『エンジェル』という映画なのですが、その中での彼女の役と今回の彼女の役が、ある意味対極にあるので、チェックしておくと楽しいはず。私は知らずに観てしまいましたが、後から映画宣伝の方にうかがって、このキャスティングはちょっと皮肉なのでは? と勝手に想像してしまいました。 『タロットカード殺人事件』 監督・脚本:ウディ・アレン 出演:スカーレット・ヨハンソン、ヒュー・ジャックマン、ウディ・アレン シャンテ シネ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開中 (C)JELLY ROLL PRODUCTIONS LIMITED 2006/WISEPOLICY ----☆-----☆-----☆-----☆-----☆-----☆-----☆--- もう1本は、『アフター・ウェディング』。監督はデンマークのスサンネ・ビア、2007年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた作品です。 インドで孤児たちの援助活動に従事するデンマーク人・ヤコブが、巨額の寄付金を申し出てきた実業家ヨルゲンに会うため故郷デンマークへ戻る。そして偶然にも、ヨルゲンの妻ヘレナが自分のかつての恋人であるという事実に直面して、翻弄されていく話なのですが、少しずつ事実を明らかにしながら、家族についていろんな問いを投げかける。 軽い気持ちでは見られませんが、ものすごく気持ちを揺さぶられる作品です。 同じ監督の『ある愛の風景』も12月に公開になります。まだ観ていないのですが、こちらも確実に気持ちを揺さぶられそう。 タロットカード殺人事件のようなエンタテインメント性はありませんが、家族とは……、幸せとは……、といったテーマをじっくり考えたい、という方にはおすすめの作品です。 『アフター・ウェディング』 監督:スサンネ・ビア 出演:マッツ・ミケルセン、ロルフ・ラッセゴード、シセ・バベット・クヌッセン、スティーネ・フィッシャー・クリステンセン シネカノン有楽町1丁目ほか全国順次公開中 |






