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『ブレイブ ワン』でジョディ・フォスター来日 [2007年10月19日(金)]
 
来週末から公開される『ブレイブ ワン』のプロモーションで、ジョディ・フォスターが来日、記者会見に行ってきました。

左から製作のジョエル・シルバー、ジョディ・フォスター、監督のニール・ジョーダン

この映画、かなり衝撃的な内容です。婚約者を暴漢に殺された主人公エリカ(ジョディ・フォスター)が、恐怖心と復讐心から銃を手に殺人事件を起こしていくというもの。自分の目の前で幸せを奪われた者が銃に手を出す気持ちには共感できるものの、それって人としてはマズイわけで……。

(C) 2007 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

映画では、エリカが自分の行動について葛藤しているのがわかるし、事件が起きるまで、銃とは縁のない世界で、ごくふつうの生活を送っていた女性だけに、観ているほうも、自分にも起きるかも、起きたらどうする? なんてことをリアルに考えてしまいます。とはいえ、日本にいる限りは銃を手にするという選択は現実的ではない。そういう意味で、アメリカって本当に一般の人でも銃を買えてしまう社会なんだなあという怖さも感じました。

会見でも「アメリカの銃社会についてどう思うか」という質問が出ましたが、「政治的なコメントは控えているんだけど」とかわしながら、「銃を持つと、歩き方も目付きも変わる。自信を持てるという意味でプラスの面もあるけど、モンスターになってしまうマイナスの面もある。銃を手にして生きたいと願うことは、イコール、誰かの死を意味するということ」と、銃に対する持論についてコメントしていたジョディ。生きたいと願うことが誰かの死になる、というのは重い言葉。映画でもそういうシーンが登場します。

「エリカの行動は正しくないけれど、観客は、そうせざるを得ないという彼女の気持ちをなぞるから共感できる。それがこの映画の面白さ」というコメントも

そういえば、彼女の前作『フライトプラン』は、娘が消えてしまったことに苦悩して、怒って、闘う、みたいな役でしたよね。彼女には、何かに苦悩して、怒って、闘う役がしっくりくるような気がしています。これからもしっとりした役に落ち着かずに、「闘う作品」を作り続けてほしいです……。

で、『ブレイブ ワン』。心の葛藤を描いてドキドキする作品なんですけど、ラストの展開については、賛否両論ありそう。これには、オドロキました。ぜひ、劇場で確かめてみてくださいー。


『ブレイブ ワン』
監督:ニール・ジョーダン
製作:ジョエル・シルバーほか
出演:ジョディ・フォスター、テレンス・ハワード 
10月27日より サロンパス ルーブル丸の内ほかにて全国ロードショー
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ミヤモトヒロミ。ライター。映画やカルチャー関連の記事をウェブサイトや女性誌などで執筆。
号泣モノから爆笑ストーリー、胸キュン恋愛ものまで、忙しくても絶対劇場で観たい!と思える映画を厳選してご紹介します!
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