5年生の女の子が妊娠!? 『コドモのコドモ』 [2008年10月01日(水)]
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ちょっと時間が空いてしまいました。
夏休みをとっておりまして、10日ぶりくらいの更新です。 休み中、機内で見た『The Park』(監督:イン・リーチュエン)という中国映画。心揺さぶられる父娘の話で、ぜひみなさんにお勧めしなくては!と思ったのですが、昨年の中国映画祭で上映されたきり公開の予定はないようで……、残念。 男手ひとつで育てた父親が、都会のテレビ局で働く娘の結婚を心配して上京し、見合いを勧めるという話なんですけど、不器用なお父さんの姿に胸を打たれること必至、です。 せめて、これからJALのヨーロッパ便を使う方、ぜひチェックしてください〜! ☆-------☆-------☆-------☆ さて、今日ご紹介するのは、もう公開されている作品で『コドモのコドモ』。 11歳のコドモが出産するという映画です。 ![]() コドモの出産と聞いてまず思い出すのは金八先生の杉田かおるさんなんですが……、さすがにもう古すぎますよね? 最近だと『JUNO』なんかもありました。でも、まだ思春期とも言えない小学5年生という設定は、いくら何でもあり得ないはず。 センセーショナルなテーマで煽ってる? とちょっとネガティブなイメージから入ったのですが、まったくそういうことではなくて。この映画は、ファンタジーを交えながら、コドモがコドモを授かったらどんなふうに受け止めるのか。ティーンにもなっていない、本当のコドモだからこそ発揮できる力を描いた、オリジナリティのある作品です。 5年生の春菜はいじめられっこで幼なじみのヒロユキと公園で“くっつけっこ”という遊びをする。その後、学校で性教育を受けた春菜は妊娠を予感。実際にお腹が大きくなり始める、という話。 これがティーンの設定だと、仲間内でカンパしなきゃ、みたいな話題も出てくると思うんですが、そういう発想もない小学生の場合はどうなるのか。 春菜のお腹に赤ちゃんが!? と知ってからのクラスメートたちの反応が面白いのです。 で、本当に出産するの? どうやって? というあたりはぜひ劇場で観ていただきたいのですが、あり得ないながらも感動的。もう、圧倒されっぱなしでした。 それにしても、11歳の母を演じた甘利はるなちゃんは見事な演技力。コドモの妊婦役が本当にリアルに見えました。彼女はちょうど11月に公開される『ブタがいた教室』 という作品でも重要な役を演じています。こちらも妻夫木聡さんが演じる先生のクラスの生徒たちが、教室で飼っているブタを食べるか食べないか激論するという、かなりドキドキするテーマ。 どちらも、かわいくて癒されるタイプのコドモ映画、というよりは、きわどいテーマを扱った映画ですが、コドモが持っているたくましさを見た!って感じです。 『コドモのコドモ』 監督:萩生田宏治 出演:甘利はるな、麻生久美子、宮崎美子、谷村美月 渋谷シネ・アミューズ 新宿武蔵野館ほか全国順次公開中 (C)2008『コドモのコドモ』製作委員会 |




