名演奏にしびれます! 『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』
2010年6月27日(日) 22:26
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みなさん、タンゴはお好きですか?
私はタンゴと聞くと、音楽というよりセクシーなダンスのイメージが強くて。
音楽のジャンル、という感覚はあまりなかったんです。
タンゴを「音楽」としてちゃんと意識して聴いたのは、この映画が初めてかも。
アルゼンチンタンゴって、すごく刺激的で胸をかき乱す強い力があるんですね。
この映画をきっかけに、新しい世界が見えた〜!というくらいに、インパクトのある作品でした。

アルゼンチンタンゴの黄金時代は1940年代から1950年代なのだそう。
当時から第一線で活躍し続ける巨匠たちが、2006年にアルバム「CAFE DE LOS MAESTROS」を収録するためにブエノスアイレスのレコーディングスタジオに大集結。
そして一夜限りの伝説のコンサートを開いたのだとか。

その様子を収録したドキュメンタリーが、この映画。ちょうど数年前に大ヒットした『ブエナビスタ・ソシアルクラブ』のアルゼンチンタンゴ版ともいえそうです。
私がタンゴで唯一名前を知っているアーティストのピアソラは、彼らのちょっとあとの世代。ということで、今回のメンバーについては全く知識がなく、シロウトの私には陽気なおじいさんたちにしか見えなかったのですが……、タンゴを知っている方にはたまらない大御所揃いのはず。
でも、演奏が始まるとみなさん本当にカッコよくて、一時代を築いた人たちだということはよくわかります。
アルゼンチンタンゴの演奏って、それぞれのパートが本当にカッコいい。
まず思いつく楽器としてはバンドネオン。「ちょっと物悲しく、郷愁を誘う音」というイメージが強かったのですが、ものすごい早弾きだったり、数人で演奏しているとすごくパワフルで「へー、こういう音も出るんだ」という発見がありました。
脇役だと思っていたピアノもギターもバイオリンも、クラシックやジャズとはまた全然違ったタンゴらしい音の出し方やメロディーがあって、それぞれにいい。しびれます。

後半のホールでの演奏シーンは、映画だとわかっていても思わず身を乗り出して声を出したり拍手をしたくなる臨場感。
映画では無理でしょうが、できれば全曲フル演奏で聴きたかった〜!
ということでCD「CAFE DE LOS MAESTROS」も購入。すっかり最近のヘビロテ曲となっております。
アルゼンチンタンゴの歴史や巨匠たちのインタビューがあり、演奏シーンはアーカイブ映像を交えながらじっくり聴けるので、タンゴについてあまり知らないという人にもすごくオススメ。
まずはこちらで予告編映像を観てみてください♪
『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』
監督:ミゲル・コアン
プロデューサー:グスターボ・サンタオラヤ、リタ・スタンティック
エグゼクティブプロデューサー:ウォルター・サレス
キャスト:オラシオ・サルガン、レオポルド・フェデリコ、マリアーノ・モーレス、カルロス・ガルシーア、ホセ・“ペペ”・リベルテーラ、ビルヒニア・ルーケ
英題:CAFE DE LOS MAESTOROS
Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開中
(c) 2008 LITA STANTIC PRODUCCIONES S.A. / PARMIL S.A. /
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