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イケてる映画を独り占め!「これだけは見逃せない!」映画情報をいち早くおとどけします。

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ペネロペの本領発揮! 『抱擁のかけら』

2010年2月7日(日) 22:11
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つい2日ほど前に大人の恋はセックスなしでも素敵、みたいなことを書きましたが、この映画を観ると、情熱のまま、本能のまま突っ走る恋もやっぱりある! と思ってしまう。
ただし、こちらの話は自分には置き換えるのは難しいですけどね。

ペネロペ・クルスだからこその説得力。
ほんとうに、男を狂わせる役が似合います。

今回のペネロペは2人の男に求愛される役。富豪の老人に愛人として囲われているのですが、女優になりたい夢を諦められず、オーディションを受けに行き、監督とひとめで惹かれ合う。

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富豪のほうは、2人が浮気をしそうな気配に穏やかでいられないのですが、ペネロペに「女優になりたいんだから応援してよ!」と言われると強く反対もできず。

富豪がスポンサーとなって映画を作っているのに、その映画の撮影現場で監督と2人きりになっているかも、と考えるとイライラは募り……、といった展開に。

ペネロペと映画監督との情熱的なラブストーリーがメインですが、私が気になったのは富豪のほう。

彼女の浮気が心配だからと撮影現場の行動を逐一自分の息子に撮影させ、読唇術を使う女を雇って毎晩巨大スクリーンでチェックする。で、通訳の女性が淡々と解読していく横で、ひとり「やっぱりデキてる!?」とキーッとなる。さらに監督とペネロペが逃避行したあとに、未完成の映画を編集して発表するのですが、それがまた「なんでわざわざ!」という手間ヒマかけたイジワルな内容。

この富豪老人の執着心と嫉妬心はちょっと見もの。
こういうクセのあるディテールが、ペドロ・アルモドバル監督らしいのかなと思います。

過去と現在を行き来しながらサスペンスタッチで描いているので、なかなか流れがつかめません。登場人物もかなり多いのですが、最後には彼らのつながりや謎が一気にクリアになります。

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アルモドバル監督の映画の楽しみは、原色を大胆に使った画面の色彩感覚やインテリアにもあるのですが、この作品も素敵でした。特にこの、富豪宅のインテリア。食卓の壁にかかった巨大な静物画がインパクト大なのですが、すごくカッコいい。

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女優役のペネロペが、オードリーヘップバーン風なメイクをしたり、モンロー風なウィッグをつけたり。何をやっても似合う! そんな着せ替え人形チックなシーンも見どころ。


『抱擁のかけら』
監督:ペドロ・アルモドバル
出演:ペネロペ・クルス、ルイス・オマール、ブランカ・ポルティージョ
原題:Broken Embraces
新宿ピカデリー、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開中
(c)EL DESEO,D.A.,S.L.U. M-2535-2009
[ オンナ友達と ]
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『ゴールデンスランバー』観てきました

2010年2月6日(土) 23:39
見逃していた話題作。今日映画館で観てきました。
これが、大満足! 原作小説、読まずにガマンしてよかったです。

伊坂幸太郎さんの小説×中村義洋監督というコンビ。
きっと面白いだろうなと思ったのですが、期待どおり。ぐいぐいと引き込まれました。

まず、主人公が首相暗殺犯に仕立てられて逃げまわる、というストーリー展開がスリリング。まったく先が読めないのですが、最後にはいろんな伏線がキレイに繋がってストンと落ちるんです。

彼に関わる登場人物たちがそれぞれに魅力的で、ジーンとくるメッセージもある。タイトルにもなっているビートルズの曲『ゴールデンスランバー』のエピソードもいい話。

……と、これは原作の魅力だと思うんですが、その魅力をこの映画ではきっちりと映像化しているんじゃないかと思います。

で、キャスティングがすばらしいですね。
主人公の堺雅人さんはもちろんですが、竹内結子さんも劇団ひとりさんも、それぞれが「らしい」感じがします。

注目は伊坂×中村作品の常連、濱田岳さん。今回は「そうきたか!」という役。強烈な存在感でしたが、彼も「らしい」感じでした。

中村義洋監督は『フィッシュストーリー』『アヒルと鴨のコインロッカー』というふたつの伊坂作品を映画化していますが、今回の作品も含めほんとうに相性がいいんだと思います。

読んでいて頭に浮かぶシーンがそのまま映像化されている感じ。終わったときの高揚感も似ているんです。伊坂幸太郎さん×中村義洋監督作品、ぜひもっと作っていただきたいです。

と、爽やかな気分で帰ってきましたが、『ゴールデンスランバー』で描かれている世界って、よく考えるとゾーッ、ですね。こわいこわい……。

『ゴールデンスランバー』
監督:中村義洋
原作:伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』
キャスト:堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり
現在公開中

今日は写真入手できずです。すみませんー!
[ デートで観たい! ]
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プロフィール
プロフィール
ミヤモトヒロミ。ライター。映画やカルチャー関連の記事をウェブサイトや女性誌などで執筆。
号泣モノから爆笑ストーリー、胸キュン恋愛ものまで、忙しくても絶対劇場で観たい!と思える映画を厳選してご紹介します!
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