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彼は20歳年下-アラフォーOLのレンアイ事情

バブルを駆け抜けたアラフォーが辿りついたのは
20歳年下の草食男子との恋愛でした・・・

いつまでもきれいでいてね
今度は、獣のように吠えながら泣き、

寂しいよー

怖いよー

と、子供のように泣き続けた。

「草男くんは、今まで一番の相談相手だった。
味方だった。
草男くんといたら、安心したの。
それを失くすのは、本当に辛い。
みらのが、どこかに行ってしまっても、探し出してね。
おばあさんになっても、優しくしてね。」

いつの間にか、草男くんも泣いていた。
ごめんね、ごめんね、と。

「草男くんは悪くないよ。」

「この二年間、本当に楽しかった。

成長できたよ。みらのさんのおかげ。

色々教えてもらったし。

いつまでも、おしゃれなみらのさんでいてよ。

いつまでも、きれいでいるんだよ。

おばさんくさくなったら、ダメだよ。

会社も、辞めたらダメだよ。

せっかく、ここまで頑張ったんだから。」

それを聞くと、もっと泣けてきた。

コンタクトを使うようになってから、コンタクトをつけている時は、
泣けないものなんだと、ずっと思っていた。
涙は、少し浮かんでも、すぐ消えた。
それは間違いなんだと、やっと気付いた。

草男くんは、泣いている私の唇にキスをした。
深いキスだったけれど、いつのもようには応えられなかった。

いつの間にか、窓の外は暗くなっていた。
少しだけ電気をつけて、薄明かりに草男くんの顔が見えるようにした。
二年前とは全く違う、精悍な顔をした青年が、そこにいた。
2012年2月8日(水) 22:22 [ 草男 ]
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