
1年ほど前から習い始めた楽器
「ライアー」。
シュタイナーが考案した楽器なので、シュタイナー教育関係者なら馴染みの深い楽器だけど世間ではの認知度はまだまだ低いですね。
幼少のころ、いちおうピアノを習ったものの、先生の厳しさ、毎日の単調な練習に私が耐えられるはずもなく2−3年でやめて以来、学校の音楽の時間以外、何か楽器を演奏する機会はなかった。
でも、シュタイナー教育に出会い、芸術的なものがいかに生活を豊かにしてくれるかを思い知り、「気負わず、手軽に楽しめる楽器を習いたいなぁ」と思い始めた。
で、ライアーなら小さいので持ち運びもできるし、きっとお値段も手ごろだろうと思っていたときに、ライアーのコンサートに行く機会があり、その音色の美しさに感嘆し、習うことを即決。
そう、ライアーの値段のリサーチをしないままレッスンを申し込んでしまったのだ
私が習っている先生はいくつか種類の違うライアーを持っていらして、レッスンの時に貸してもらえる。なので、しばらくは貸して頂いてどんなライアーがいいか考えようと思った。
で、半年くらい経って「そろそろ自分のライアーが欲しいなぁ」と思い始め、先生に
「
ちなみに、このライアーはおいくらくらいなんでしょう?」
と聞いたところ
「
だいたい40万前後です」
えっ???
よ、よ、40万ですかっ???
バカだった。 私がバカでした。
バイオリンとかピアノとかクラッシック楽器は高いので、ライアーみたいな素朴な楽器なら値段も素朴だろうと勝手に思っていた私が大バカタレでした
去年はアメリカの家がサブプライム問題でずっと売れず、ローンが重くのしかかっていたので、ちっこい楽器に40万なんて、どう考えても無理だった。
1年間は夕食のおかずはパンの耳生活ってことになっちゃう...
でも、一緒にレッスンを受けている他の方々は、みなさんレッスンをはじめてすぐに「買いま〜す!」と注文されたとのことで、み〜んな「マイ・ライアー」お持ちなのよね...
1年以上経っても相変わらず毎回先生の借りてる貧乏臭い人は、私だけ...
ほんと、何度も「自分で楽器買えないくらいなら、やめてもっと手軽な楽器にしたほうがいいかも」とライアー断念を考えました、はい。
でも、アメリカの家が売れて、最近のユーロ安。
ライアーの工房はほとんどドイツなので、「日本の代理店を通さずに直接ユーロで購入すればもっと安く買えるかも」と思い、ネットでリサーチ開始。
ふふ〜ん、やっぱりね〜。
現地価格で今のレートだと半額くらいで買えるんですね〜。
それでも決して安くはないけれど、「
買うならユーロ安の今だろう」と思い、清水の舞台から飛び降りました。
で、
ドイツからはるばる送られてきたマイ・ライアーちゃんが届いた〜


弾いてみるとね、へたくそな私が弾いても
天使が舞い降りるかのような、それはそれは美し〜い音色が空間に広がるんです
工房によって、また使う木の材質、仕上げの塗料、大きさなどによって音色が変わるのですが、私が買ったのはヨエックスさんという方の作ったソプラノライアーで、光沢のある仕上げになっていて、そのため音がきらびやかなんだそうです(先生談)。
最近はピアノもきらびやかな音色のピアノのほうが人気があるらしいです。
深い落ち着いたアルトライアーの音が個人的には一番好きなんだけど、超初心者の私は、まずは一番スタンダードなソプラノ・ライアーがよかろうと思ってのチョイスでした。
チビマリの機嫌が悪く、どうでもいいことで騒いでいたので
「これは天使の音色を奏でれば癒されて落ち着くかも」
などと思って、ポロロン・ポロロンと弾いてみたのだが、ヤツは「私も弾く〜」と汚い手で触り、「チューリップがうまく弾けない〜っ」と、もっと癇癪を起してしまい、さらに不機嫌に...
当分は、一人で弾いて一人で癒されることにしよう。