ご機嫌な時はびっくりするほど歩くのですが、眠いときや甘えモードの時はぴたりと立ち止まり、顔をあげて
『あっこー(抱っこ)』と両手を伸ばしてくる娘。
『ほら、♪あるこー、あるこー私はげんき〜♪』
とお気に入りトトロの歌でごまかすも、
『うぇーん、あっこぉ〜。』と顔をぶちゃいくにながら泣きマネです。
『歩くの大好きー♪』と気にせず、先にすすむと
すたたたた

。ドン。私の前方を阻むカタマリが。
そう、私の足の前にぴったりと立っている1歳9ヶ月。うう…さすがに足が出せません。
最近、この、母の前に回り込み、進行を阻止しながら、抱っこをせがむ術を覚えた娘。
こうなると、《ダメ、歩きなさい》

《えーーーーん。だっこぉーーーー》となること必至。
これは不毛なやりとりな気がするので、ここではあまり争わずに、ひょい、と抱っこ。
それでも、荷物が多くてどうしようもない時もあります。
そんな時はまずは
抱っこせずに、しゃがんでベビを軽くハグしながら説得。
『ママ、今、荷物が多くて抱っこ出来ないんだ〜。だから歩いて。』。
それで納得してくれることは滅多にありませんが、一度、断りを入れて、状況を分かってもらうと、その後が違うのです。
『(歩くのは)ないない。あっこー。えーーん。』
もちろん、あっさり母の陳情は却下されるので
『抱っこなの〜。仕方ないね〜。じゃ、ママ頑張るか〜。』
とやや恩着せがましく、とりあえず抱っこ。
少し歩いてみせて
『重たいよ〜。やっぱり、無理だわ。歩いてちょうだい。いい?』と聞いてみると
『うん…』と渋々ですが、すんなり応じてくれることが多いのです。(もちろん、効いてくれないこともありますが……

)
頭ごなしに叱らず、言い分を聞いて、こちらの状況も伝える。それでも受け入れてあげると、少しは気が済むようで、今度はこちらの要望に従ってくれるのです。交渉してみるものですね、面白い

。
しかし、荷物もない時は
『はいはい、抱っこですかー。よいしょっと』けっこうすぐに応じる私。
その昔、シンクロナイズドスイミングで鍛えた腕はかなり逞しく、10キロのベビも結構へっちゃらなのです。
そんな時、近頃のベビが言うのが
『ぉもぃよぉ〜?』のひとこと。
そのイントネーションが《重いけどいい?》と聞くかのようで、笑えるのです

。
ベビなりの気遣いなんでしょうか?