「美しき挑発 レンピッカ展」
渋谷文化村に行ってきました。
美術館でここまで映画を見ているような気分に
なったのは初めてです。
絵画だけでなく、タマラ・レンピッカという女性そのものがアート。
彼女の人生を空間の中で、移動しながら感じることが出来ました。
空間づかいのうまさに、びっくり。
画家としての成功、そして夫との離婚。
人生で愛したのは、ただ一人だと公言した夫の肖像画
には、左手(指輪がはめられる手)が未完成のままでした。

彼女の描く、美しい女性像は、知性的な貴婦人。そして官能的で挑発的。
絵を見ていても、その躍動感が伝わってきます。
ナレーションが、夏木まりさんだったので、よけいにその世界観に
ひたってしまいました。
マドンナがレンピッカ収集家として有名ですが、
夏木さんもまた、レンピッカに夢中な一人だということです。
だから、彼女がレンピッカの心の声を唱えると、
まるで、そこに生きてよみがえっているかのよう。
ファッションセンスが素晴らしく、美貌と才能にあふれ、
多くの恋をし、自由に生きた女性
でも、すごく努力家で、繊細で、何よりも絵を描くことが
大好きで、死ぬ直前までキャンバスの前にむかっていたという
レンピッカは、
同じママとして、刺激になる女性でした。