アメリカ製の雑貨は実用的である事が第一で、いま一つセンスに欠ける、との思い込みがありました。 アメリカの
”カリスマ主婦” といわれた
マーサ・スチュアート さん
(証券取引法違反で有罪に、釈放後再びテレビに復帰しました) のテレビ番組をとおして、また著書を購読するうち、彼女は
”ファイヤー・キング” 印 食器の愛好者である事を知り、コレクョンのひすい色、硬質ミルクガラス製の耐熱食器の写真を見たとき、その上品な色合いに惹きつけられました。
もともとは、オーヴンに対応し、レストランでの酷使にも耐えうる、耐熱性・こわれにくい頑丈な食器として、アメリカのガラス会社
Anchor Hocking・アンカー・ホッキング社 によって製造された
”雑器”です。
製造が開始された1940年代のオリエタル・ブームを反映し、中国の高級宝石として人気のあった翡翠から着想を得、
”ファイヤー キング” 印 のヒスイ色ミルクガラス食器シリーズを発売したところ、人気を博し広く愛用されたということです。
1945年から1949年にかけて製造された
”ジェダイ アリス” のカップとソーサー。 薄手のガラスに愛らしい花柄のレリーフがほどこされ、いかにも女性好みの可憐な感じの器です。 もしかしたら「不思議の国のアリス」のティー・カップをイメージしたのかもしれません.............
1946年から1965年の間製造された
”ジェダイ ジェーンレイ” のカップとソーサー。 これも薄手ガラスで、たてに細い溝が型押しされた柄で、数あるモデルの中で最もポピュラーなシリーズといわれます。
1950年から1956年に製造された ”
ジェダイ チャーム”、カップとソーサーが四角のユニークな形です。
朝食用のティーカップとして、その日の気分で使い分けています。
本来のオーブン用耐熱容器の特長を持つ、縁に丸みのあるボテッとした厚手のガラス製。
”Dハンドル マグ” とよばれるモデルで、この季節は冷茶用に使っております。
時代の流れか、残念ながら1976年には製造が中止されてしまいましたが、根強い愛用者によって現在も綿々と使い次がれ、アメリカでは熱烈なコレクターも存在するそうです。
日本でもファイヤーキングの愛好家が多いそうで、コレクタブル食器として販売されています。
本国アメリカでは、2000年に復刻製造されましたので、アメリカにおいでの時探してみてはいかがでしょうか。