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エクス・リブリス 蔵書票を作りませんか? [2006年06月02日(金)]
 
本の所有者の名前と飾り模様を刷った小さな挿し絵紙片が、エクス・リブリス Ex-Libris 蔵書票で、本の表紙の内側に貼って所有者を表します。ラテン語で "..........の所有する本 "という意味で、起源は1450年頃とされています。本の印刷技術が発達するにつれ、木版のエクス・リブリスが多く作られるようになりました。
当時、書籍は大変貴重で貴族や教会の聖職者だけが手にいれる事ができ、従ってエクス・リブリスも紋章が主流でした。16世紀エクス・リブリスの隆盛期を迎えると、画家のデューラー、クラナック、ホルべイン等により、木版で盛んに作られ、様式もゴシック、ルネッサンス、バロック、ロココと様ように取り入れられました。 (ヨーロッパでエクス・リブリスに美術的価値が認められている所以です)

その後、本の出版が増えるにつれ、ブルジョワ、中流階級、労働者階級も本を所有するようになると、エクス・リブリスの挿し絵も自分の職業をデザイン化したりして多様化していきました。
















あのチャップリンのエクス・リブリスは、山高帽、黒いちょび髭、杖、大きな靴の挿し絵と "My book "の文字。本人の名前を入れなくても、挿し絵だけで容易に本の所有者が分かるといった次第です。
エクス・リブリスは、木版に始まり、鉛板、銅版、リトグラフ、シルクスクリーン、プラスティック等様々な素材・技法によって作られてきました。本の大きさは種々多様ですが、エクス・リブリスのサイズは、6cmx8cm位が適当かと思われます。
一種類のエクス・リブリスを全ての愛蔵書に貼り付けるのも良し、マニアックに作家のスタイルや時代背景にあわせて数種類のエクス・リブリスを作って使い分けるのもひとつのアイデアだと思います。





















以前は、北京旅行の際、装飾の施された大きな自然の形そのままの印材に自分の名前+ "蔵書"の文字で凝った書体で彫ってもらった蔵書印を愛用していましたが、今は、パソコンで簡単に作れますので、思いのまま何種類も作って、美術書、写真集、ハードカバーの本に、のりで貼り付けています。
先日偶然にもパークハイアットの42階にあるライブラリーの陳列ケースに古いエクス・リブリスが飾られているのを発見しました。 
皆さまも、ご自分専用の エクス・リブリス を作って楽しんではいかがでしょうか。
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