小物作りの基本は布だが、ビニールコーティング生地を使えるようになるとさらに小物作りが楽しくなる。
同じ手作りのペンケースでも、普通の布よりビニールコーティングのものだと、ワンランク上に見えるから不思議だ。
ビニールコーティング生地のいいところは、強度が強く、防水性があり、汚れにも強いことだ。
また布と違って、印刷されたデザインがとてもくっきりしている。
ただ、縫いづらいというデメリットもあるため、どちらかというと中級者向けの素材だ。
穴があいてしまってしつけやまち針が使えないため、ずれてしまうのが一番の難点。
また表面の滑りが悪いため、ミシンがうまくかからず、無理に引っ張って生地を伸ばしてしまう失敗をすることが多い。
しかし、これはちょっとしたコツで解消できる。
まず、しつけができなかったり、まち針が打てないことについては、しつけテープを使えば簡単に解消することができる。
両面テープのようになっていて布のズレを防ぐことができる。
ただ、小さなところでは売っていないことがあるので大きいところで買うか、事前に在庫を確認しておくことをおすすめする。
次にミシンを使う場合、布の滑りが悪いことの解消方法。
いくつか方法はあるが、一番簡単なのはミシンの押さえをテフロン加工のされたものなど、滑りのいいものに変えることだろう。
変えるだけでいいし、何度でも使えるので効率がいい。
それほど使わないという場合だったら、布にベビーパウダーをふったり、ハトロン紙を敷くという方法がある。
ようするに布の滑りをよくしてやればいいわけだ。
この点を解消すればビニールコーティングの布を使ったものは、普通の布と同じようにつくることができる。
巾着袋は卒業して、これからファスナーを使ったものをつくってみようと思う人にはペンケースがおすすめだ。
難易度もちょうどいいし、なにより一個持っていれば本当に便利だ。