きれいめ系で推奨されるブランドはアニエスベー、APC、タケオキクチ、his tubeで、推奨ショップはbeams、united arrowsです。ストリートスタイルの推奨ブランドはNIKE、CONVERSE、EWINGで,チャンピオンでNIKEのエアマックスやエアジョーダンが非常に人気だった時代です。これらは時代のトレンドでしたが、当時から物足りなさを感じている消費者も少なからず存在し、時代のメインストリームであるトレンドにはない、新しいファッションをブーム下で探し求められていました。
ここでギャル男系が登場するまでの男性のファッションの傾向をお浚いしてみたいと思います。1990年代後半、男性ファッションの傾向はメンズノンノやファインボーイズ、チェックメイトが提唱していた、今のモード系に近いきれいめ系、またサムライマガジンや、当時ヒップホップのファッションをプッシュしていた「ブーン」が提唱する、ブランドのスニーカーとトレーナーに野球帽を合わせる、といった現在のヒップホップファッションに近い位置にあるストリートファッションの2つの流れがありました。
ヘアスタイルは茶髪のロンゲが定番でした。こうした層に狙いをつけた女性向けの雑誌「egg」が男性向けの「Men’s egg」を創刊して独自のファッションを提唱しました。狙いは大成功で、今までのファッションに不満を持っていたヤンキー系やサーファーファッション系から急激にブームになりました。創刊当初はオールドサーフ系という名称が使われていましたが、次第にギャル男という用語が誕生、普及に至ります。