先週末は、6月のコネチカットでのスクールでご一緒したティム・マクリーンさんが主催し、エニアグラムの権威であるラス・ハドソンさんをアメリカから迎えての、エニアグラムのワークショップに行ってきました!
エニアグラムというのは、
人間の本質的な気質を9つのタイプに分け、自己や他者の理解、そして心の成長に役立て、目覚めた状態の「真の自分、今ここに存在する自分」であろうというもので、その点をしっかり把握していないと、単に自分を正当化したり、他者を「あの人はこんな人」と決めつける材料にしかならないとラソさんはおっしゃっていました。
私もこれまで、人材業界で色々な性格診断ツールを学んできましたが、割とビジネス向けの「人材管理(つまりは、人をどうコントロールするか)に生かす」という視点に立ったものが多く、そこに疑問を感じていたので、このエニアグラムの目的とスタンスにはかなり共感できました。
で、2日間かけて、それぞれのタイプの本質的な性格を学んでいったわけですが、その中で「これまでに自分が、本当に自分らしいと感じたこと」について、話をするエクササイズがありました。
そこで、私がすぐに思いついたのが、ビジネススクールでの体験でした。
学生会館のようなところで、来期の授業内容を見ていたところ、
「ビジネスにおける男性と女性のコミュニケーションスタイルの違いについて」に関するクラスがあることを知りました。
「わ!面白そう

」と直感的に思ったのですが、よく見ると、少人数のゼミ形式の授業だったので、次の瞬間には「ノンネイティブの私にはかなり大変だよ・・・」というエゴの声が聞こえてきました。が、
結果的には好奇心のほうが勝り、登録してみました。
で、初日の授業に行ってみると・・・いたのは、たったの10名足らずで、留学生は私一人。しかも、このクラスは、講師が一切関与せず、持ち回りで生徒の一人がディスカッション・リーダーとなって、自分の選んだテーマに沿って、授業を進めろというのです
(ぎぇぇぇ)
「ダメです!無理です!私、できません・・・

」またしても、エゴの声が聞こえてきました。「どうやって断ろう・・・」と考えていたところ、無情にも私がリーダーになる日が決まってしまい、講師の「Mari、この日でいい?」の質問に、頭では「どうしよう、どうしよう」と大パニックなのに、なぜか口からは「大丈夫です」という言葉が出てきて、自分でもびっくり
そうこうするうちに、その日はやってきて、私は「日本における働く女性の労働事情」をテーマに、ディスカッションをしたのですが、口から心臓が飛び出るんじゃないか

というくらい緊張しながらも、なぜか淡々と資料を見せ、意見を募り、自分の経験を話す私がそこにいて・・・。結果、皆から高い評価をいただき、無事に終えることができました
(ほっっっ)
で、その当時は、潜在意識の存在とかエゴについての知識はまっっったくなく、「自分らしさ」なんてことは表面的にしか捕らえたことがなかったのですが、今になってみれば、あの経験こそが、エゴ(自我)を超越した、本物の(authentic)自分だったのだと分かります。
つまり、
頭では「無理だ」とか「ダメだ」とか「どうしよう」とか色々と考えていたけれど、結局はそれはエゴ(偽の自分)でしかなく、本来の流れはそれと別のところにあり、そのクラスは本当の自分が求めていたものだからこそ、「そうなるようになっていた」ということですよね。
そして、ラスさんが繰り返し強調していた
「Presence(今ここにある感覚)」というのは、エゴを乗り越えた時に体感できるものだと分かりました

(これはケイティも言っています)
というわけで、とても学ぶことの多かったエニアグラムのワークショップの感想は、まだまだ続きます〜!