オペラとお酒と美味しいモノ(あ、あと競馬もね♪)が大好きな、“さまよえる魂”ことNadja(ナジャ)の日々の魂の変遷を綴っていきます。

因みに、シュルレアリスムの元祖アンドレ・ブルトンの『ナジャ』によると、「ナジャ」とはロシア語で「希望」という言葉のはじまりだそうで・・・・そう、「絶望」と縁が深い分、美しい言葉のはじまりに心惹かれる私です。

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《オルフェーオ》 by北とぴあ国際音楽祭2007 [2007年11月15日(木)]
こんなにも、心豊かで幸せなひとときを味わえるなんて
初演からちょうど400年―当時の観客も、きっと私と同様に胸を高鳴らせ、目の前で繰り広げられる歌物語に聴き入り、見入っていたことだろう。

寺神戸さん率いるレ・ボレアードが紡ぐ音楽はなんとも輝かしく、そして心のひだに染み入るほどにあたたかく、素晴らしい演奏でした

歌手については、野々下さんや波多野さんら女声の素晴らしさが圧倒的で、しかもそれぞれ2役を歌い分ける表現力にも脱帽
その一方で、カロンテやプルトーネら男声の弱さが気になりました(演技も含めて)。
アポロの与那城さんや脇を固める牧人(テノール、カウンターテナー)の面々はよかったのですが・・・・1階で聴いたせいもあるのかな。

ちょっと残念だったのが、タイトルロール。
舞台姿も美しく、若々しくてナイーヴなオルフェーオ像にはぴったりなのですが、竪琴をかき鳴らし、超絶技巧を駆使してカロンテを説得する、このオペラ1番の聴き所でのテクニックについては・・・・明後日、調子を戻してくれますように!

演出については、やはり、というか、中途半端感あり。
惜しい、と思う箇所もいくつか・・・・でも所作の美しさは際立っていて、よかった
ただ、最後に野村四郎氏本人が舞うのですが、完全に寺神戸さんたちの音楽に敗北していましたし、芸というにはあまりにお粗末で・・・・ここでは神主のように激しく動く必要はなく、ただひとまわりして立っているだけで存在感を出すなど《能の真骨頂》というべき芸を見せてくれなければ。
・・・・と、色々言いたいこともございますが、衣裳は大変素晴らしい

明後日の公演、どんなふうに変わっているか楽しみ

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好いことを教えてあげましょう。実は今年は出雲お国に興行許可がおりてちょうど400年、つまりお国歌舞伎旗揚げ400周年なのでした・・・って、ちっともよくないですね

私はアポロが降臨して以降のハチャメチャな終幕はけっこう隙でした、いや好きでしたよ
デウス・エクス・マキーナというか近江丞桃六というか。野村さんは笑ったけど、ま、おめでたい感じで。
いいもの見せていただきました。謝謝大家。
Posted by:かりまんたん  at 2007年11月18日(日) 16:30

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