[幽霊展] マグカップ再生ボランティア レポート02 [2007年12月18日(火)]
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[幽霊展] [マグカップ再生ボランティア] ワークショップを開催しました02
■マグカップはどうなったのか? 10月のある日。谷中界隈では毎年恒例の谷中芸工展2007が開催されました。芸工展期間中に、それぞれが黄色い紙箱にマグカップを収め、作業カルテとともに納品していただきました。こちらはカップを受け取ると一人ひとりにこれでもうすべての責任から解放されました、という呪文のお手紙をお渡ししました。 本当にこれで3ヶ月間の修復作業が終わったのです。自分の直したマグカップを名残惜しそうに見ている人や、やれやれ、終わった〜という様子など様々です。 ![]() このあと、私の工房で水漏れテストや写真撮影、そして手直しなどの作業を行い、Like Water Pressさんにお返しします。実は、1客だけ終わっていないのです。あとほんの少し。一息です。 こんな風に、漆で仕上げた概観は金継ぎと違って艶やかさはありませんが、漆直ししかもつことのできない存在感があります。 マグカップの形に戻したものや、口をつけて片口になったもの、完全に変身してオブジェになったものもあります。しかも、漆直しなのでどれも使うことができるのですよ。こんなにかわいい傷だらけのマグカップ、おそらく見たことがないと思います。見たくなってきませんか? ![]() ■どこで見られるの? やっとこのレポートの本題となりました。次の記事にある、Like Water Pressの<カブールの幽霊 in 下町リレー展>で展示されます。 2008年1月10日〜20日までです。是非、会場に遊びにいらしてください。カブールの子供たちが描いた幽霊の絵が待っていますよ。 *nicoの[漆直し接着セット]を使って、みんなで直したマグカップも展示されます(会場 Classico)。 ■振り返ってみた こうやって数ヶ月前のことを書いてみると、すでに冷静になっている自分に気がつきます。もっと盛り上がった気分でやっていたのですが、文章にすると、全然盛り上がっていない気になってきます。そうなのです。ひと夏の経験というものはあっという間に過ぎるのです。 いつも一人きりの仕事場に3ヶ月間、賑やかに人が出入りし、信じられないような失敗する人や、驚くような熱心さで挑む人や、辛抱強かったり、へたれたり、とても大変で楽しくって、なんだかすごいことになっていました。 nicoは教室ではありませんし、今後このように同じものが割れてみんなで直す、ということはありえないでしょう。本当に最初で最後の楽しいイベントでした。また、Like Water Pressさんからお声をかけてもらったことで、自分の仕事を通して、遠くの国の子供たちと少しだけ関われた、そんな貴重な体験ができたのでした。 |








