女のきもの道

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福よ来い! [2008年01月30日(水)]
和菓子どこ、金沢には
正月を祝うおめでたいお菓子が
たくさんあります。

加賀藩を治めていた前田の殿様の
家紋である梅をかたどった
最中のような皮の中に
こっくり濃いあんを詰めた「福梅」とか

中に謎の言葉が書かれた紙入りの
煎餅菓子「辻占」とか。

海外のチャイナタウンで見かける
フォーチュンクッキーは
辻占が原型だそう。

我が家では毎年、辻占を買って
家族で引き合うのですが、
今回は先に食べてしまって
写真を撮り忘れ。

なので、
「福徳」を紹介します。



「ふっとこ」と読みます。

福俵や宝袋、打ち出の小槌
といったおめでたい形の
最中の皮のような煎餅生地の中に

これまた
おめでたい形の
金花糖(金沢特有の砂糖菓子)やお人形が
入っているというものです。

何が入っているか、開ける前に
カラカラと耳元で振るのがお約束。

今年、わたしがゲットしたのは
宝袋に入った金花糖の姫だるま。



*最初の写真の金花糖は福助。

姫だるまは金沢の和菓子界では
ポピュラーなモチーフです。



「金沢 うら田」という菓子舗の
「加賀八幡 起上もなか」は
転んでも起きあがるという意味の
これまた縁起の良いお菓子。

92歳の祖母と一緒に
モグモグそれらのお菓子、それから自家製の干し柿、
それから「花園万頭」
(新宿の有名菓子舗も元を辿れば、
 金沢の老舗「石川屋」がルーツです)
の「ぬれ甘なつと」などを
ひとしきり食べ続けました。

うちの祖母はお友だちの
「八卦見のうまい人」に先日手相を見てもらって
「生命線が長い!」
と言われたそうです。

白山さん [2008年01月25日(金)]
実はわたし、
今年になって、生まれて初めて
新春の神社参詣を体験しました。

というのも、
うちが寺だと、仏教徒であるということで
神道行事はあんまりしないんですね。

だから、七五三も厄払いも
やってませんよ。

お祭りには行きますけど。

ですが、わたしは大のスピリチュアル好き。
オーラの泉は毎回欠かさず見ているし、
以前、知人の風水師と一緒に
近場で最大のスピリチュアルスポットということで
大雄山(残念ながら、数年前にはそうではなくなっているらしい)
にも行ったし、
という感じです。

そんなわたしが、
スピ系情報網から仕入れた宝が
「白山ひめ神社」の
がすごいという情報。

なんてったって、
「加賀一ノ宮」と敬われ、
本宮がある霊峰白山は
金沢がある石川県の手取川のほか、
愛知・岐阜を流れる長良川、
岐阜・富山を流れる庄川、
岐阜・福井を流れる九頭竜川の源。
つまり、
ひとつのお山が長い長〜い間、
5県を潤してきたというわけなんです。

ということは
金沢で生まれ育ったわたしは
白山さんから流れ出す水をいただき、
その水で育った作物を食べて
大きくなったわけですから、
仏教徒だなんだという小さなことは乗り越えて
ただ、ひたすらに感謝の気持ちで
白山さんにお参りしたい。
さらにすすんで、
ちょっと、気のおすそわけにあずかりたい。

ということで
伺いました。


母と車で向かったのですが、
ふもとからお山を見上げると、
「神様はここにいますよ!」
と言わんばかりに
白い霧がモウモウと立ち込めています。

3kmほどの渋滞の後、
お宮に到着。



お参りをした後、
参道を下り、
ご神木を拝ませていただきました。



じ、実はわたし、
ちょっと不安なことがございまして。

ご神木を撮影しようと
携帯をかざした途端、
突然、画面が暗くなり、電源が切れてしまったのです…

いえ、あの、
全然電源ボタンは触っていませんよ。

めげずにスイッチを入れたら
「この操作は機動しません」みたいなメッセージが
出てきて…

えっ
とは思ったものの、
そんなこと、気にしてどーする
とちょっと強気に気分を上げて
撮影を敢行しました。

白山さんは女の神様。
あの霧のモクモクさを見るにつけても
怒らせたら怖い!!はず…

でも、神様だから
お心は広いはず。

電源が消えたのは
単なる偶然、
もしくはご神木が恥ずかしがられた

いい風に解釈して
今年を乗り切りたいと思っております。ぺこり。

元旦 [2008年01月06日(日)]
みなさま、
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

年末年始は実家の金沢で過ごしました。

家が寺なので
一年の終わりを除夜の鐘でしめくくり、
年始は朝のおつとめから始めます。

●原色キモノ美男子図鑑
No.0020  住職


まずは本堂から。
電気をつけず、お灯明の明かりだけなので
暗いのですが、うちの住職が
お経を読み上げ、
他、家族が声を合わせます。

天井が高く、広い本堂はストーブ4つつけても
温まるはずもなく、
冷蔵庫内のような冷気漂うなか
うろ覚えで合掌してまいりました。

次はプライベートなお参り。
公式に仏様をまつっている本堂と別に
住居部にある仏間でご先祖様に
元旦のご挨拶がてら、お経を上げさせていただきました。



こちらでは公式バージョンより、
若干簡略化したプライベートバージョンになり、
短時間で終わるので
ストーブなしでのおつとめでした。

この後、数珠を握りしめて
駆け込むこたつが正月の醍醐味!

改めて家族で年賀の挨拶をし、
おとそ、おせち、角餅&おすましの加賀の雑煮で
今年初の朝ごはんをいただきました。

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