女のきもの道

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不倫にも効く! [2007年10月30日(火)]
えー、お待たせしました、
恋愛指南役としてご登場いただきます、
小鈴さんです。

●原色キモノ美女図鑑 No.0033

京都・祇園の芸妓 小鈴さん

拍手〜、パチパチパチパチ。

小鈴さんにお話を伺ったのは
お盆の時期。
薄ものの縦絽をお召しでしたが、

「夏の着物といっても、
立秋(8月8日)を過ぎたから
秋草模様のものを
選びました。
地球がどれだけ温暖化して、
連日猛暑が続いても
季節を先取りするのが
着物のルールなんどす」
とのこと。

ワイン片手にお着物のルール、
花街のルールなどなど、
小鈴さんはわかりやすく
教えてくださいます。

さすが、ベテラン!

人生の師として、もっといろいろ
お教えを賜りたくなってしまいました。

そこで、
●●どうしたら、彼と上手に恋愛ができるか●●
についてお話を伺ってみました。

「女の子は好きな彼に禁句を言うてしまうんどす。
 そやから、関係がダメになる」

その禁句とは?

「仕事と私、どっちが大事?
 これがダメどす。
 30代、40代の素敵な男性は
 みんな仕事が忙しい。
 そこをわかってあげないと。
 
 よく、私のことを全然わかってくれない
 と言って相手を困らせる女性が
 いてはりますけど、
 じゃあ、あなたはどれだけ彼を
 わかってあげてるの?

 大切なのは自分がして欲しいことを
 相手にもしてあげる、自分が言ってもらいたいことを
 相手にも言ってあげるということ。

 あとね、
 彼に向き合ってもらいたくて
 喧嘩をふっかけるっていうのも
 ダメですよ。
 確かに喧嘩をすれば、彼が
 真正面に自分と向き合ってくれる。

 奥さんがいる彼の場合だと、
 自分に真っ直ぐ向いてくれないんじゃないか
 という不安から、わざと彼を怒らせたりする
 人もいるでしょう。

 でもね、これは相手を疲れさせるし、
 自分もヘトヘトになる。

 同じエネルギーを使うなら、
 もっと素直に自分を表現すること。

 ま、私だって、この年でやっと
 わかってきたこと。
 失敗しながら恋してますよ(笑)」

なーんて話を真剣に! そして楽しく
伺ううちに、みんな食後酒を愉しみだしたのでした。

男性を惹きつける! [2007年10月25日(木)]
さて、神戸のフレンチ「オーベックファン」にて
遭遇した2人の芸妓さん、


まず、ひとり目。

●原色キモノ美女図鑑 No.0032 
京都・祇園の芸妓 多満葉さん


こちらが、今、祇園で圧倒的人気を誇る、
あの、多満葉さんでいらっしゃいます。

なんだか、明治大正期に描かれた
日本画壇の巨匠の美人画みたいですね。

レストラン内にある、
サー・G・ネッラー(1682〜1745年)作(本物です!)、
ヨーロッパの美人画と対をなすようです。


実業家、松方幸次郎が大正、昭和にかけて
収集した美術品のコレクション、「松方コレクション」
としてロンドンに眠っていたも作品だそう。

貴婦人は肖像画という一世一代の
晴れ舞台には、持てる宝飾品のすべてを
身につけて描かれるといわれており、
何もつけていない女性はモナリザも含め、
高級娼婦であったろうといわれております。

昔のヨーロッパの高級娼婦は
花魁同様、教養が高かったといいます。
お相手となる位の高い男性たちが、
話して楽しいように、美術、文学、音楽等の
素養を身につけていたみたいですね。

数年前に上映された『娼婦ベロニカ』は
16世紀のヴェニスが舞台。
主人公である高級娼婦、ベロニカは
当時、(確か貴族の)男性しか入れない
図書館にも足を踏み入れることを許され、
熱心にお勉強していたような気がします。

洋の東西、歴史を問わず
美しさや若さ、魅惑的な体だけでは
男性を惹きつけておくに十分ではない、
ということなんでしょうね。

で、とうとう次回、
お待ちかね。
ベテラン芸妓による、
「男性を虜にする方法」、伝授です!

世界一おいしいカルパッチョ [2007年10月18日(木)]
それにしても、
神戸のフレンチ『オーベックファン』
食べたカルパッチョはうまかった……。

この『オーベックファン』のオーナーは
大の釣り好き。

瀬戸内海に船を出して釣った魚が
その日、レストランの卓上に上がるといいます。



「鯛のカルパッチョ」
は鳴門の渦で鍛えられ、
身の締まった鯛を使用。

これが、コリコリとした歯ごたえで、
磯の香り、それも日本海でも太平洋でもない、
瀬戸内海の香りが口の中にフワーッと広がる極上モン。

このクラスの鯛は日本料理でも
トップクラスの料亭でしか扱われていないはず。
まさに、世界一おいしい鯛のカルパッチョといえるでしょう。

こんな素晴らしい食材を毎日使える
華野英人シェフ(右)は料理人さんから
羨ましがられるでしょうね。


また、支配人兼シェフソムリエの
市川嘉教さん(左)も全国、いえ、世界の
サービスマンから羨ましがられるはず。

だって、


世にも珍しい、
往年のミシュラン3ッ星(最近は2ツ星になっちゃいましたが)
パリの名店『タイユヴァン』とのWネーム
(下の「BUNBUN」がオーナーの相性)で
作ったコニャックを扱えるんですから。



みんなが食後のコニャックを
楽しむ頃、
レストラン常駐ピアニストの演奏に合わせ、
小鈴さんがなんとジャズを熱唱!

和でならした人は
洋でもバッチリ。
エンターテイナー、芸妓の底力を
目一杯堪能いたしました。



お外のブロンズ像たち、
ロダン作「考える人」 、ルノアール作「勝利のヴィーナス」
(どちらも本物の美術品です!)
もちゃんと聞いててくれたかな?

神戸オーベックファンにて*1 [2007年10月16日(火)]
夏の某日、神戸の老舗フレンチ「オーベックファン」に行ってまいりました。



こちらは
愛好家なら一回死んでからでも、飲ませてもらえるもんなら飲んでみたいという1945年ものの5大シャトーワイン、シャトー ムートン・ロートシルトなどお宝ワインがたくさんある素敵なお店です。



きらきらイルミネーションは夜のデート、
とりわけ、クリスマスにぴったり。



大人な雰囲気のお客様方に
愛され、なかにはお着物の女性の姿も。



なんと、この2人は祇園の芸妓さん。
芸妓さんの主たる職場はお茶屋や料亭の
お座敷ですが、
「ごはん食べ」と称してお客様の食事の
お供にはべるのも立派なお仕事。

京都を離れ、神戸まで「遠出」することもあるのです。

次回以降、この祇園のお2人へのインタビューなど
連続ものでお届けいたしますので
乞う、ご期待!

お葬式のきもの。 [2007年10月11日(木)]
父の葬儀の朝、
その母親である90歳の祖母が言った。

「この喪服ね、30年前に作ったんやけど
 今日初めて下ろしたの。
 ちりめんの上等な着物なの」



わたしはわたしで通夜のとき
妹の帯が新しいことを羨ましく思い、
翌日の葬儀のときは妹の帯と取り替えてもらった。

 また、とある未亡人はわたしにこう語った。
「主人の葬式のとき、それは悲しかったけど
 昔、好きだった人が弔問に来てくれて、
 もう、30年ぶりよ。
 そしたら、急に自分がどう見えていたか
 気になっちゃったの。
 妹に、わたし、髪振り乱して
 みっともなくなかったかしら?って。
 そしたら、おねえさん、
 喪服は未亡人をとても魅力的に
 見せてるから大丈夫よって言ってくれたの」

不謹慎でしょうか。
不謹慎ですよね。
でも、不祝儀のときですら、きものが気になってしまうのは
日本女性の性ですね、きっと。
愛する人を失い、胸が潰れそうでも
きものへの執着はあり続ける。

わたしたちは白いきものに包まれ、
お棺に入って焼かれる日まで
きものと関わっていくのでしょう。

最年少キモノ美男子! [2007年10月09日(火)]
前回に引き続き、
京都「水の市」リポートです。

京の名店によるうまいもん屋台の他、
「麩嘉」の店内をステージに
歌手、吉竹育子さんのオンステージ!

●原色キモノ美女図鑑
NO.0034
歌手 吉竹育子さん

(キーボードの台は和箪笥です)
最後の「川の流れのように」が素晴らしかった!



金魚すくいにも挑戦!


ちびっ子たちが苦戦するなか、
35歳、いい年こいたわたくし目は
たったのひと救いでこんなにいっぱい
金魚を捕獲してしまいました。


デメキンちゃんとともに、
とってもかわゆいキモノ美男子たちもゲット。

●原色キモノ美男子図鑑
No.0016
みっつ(くらい?) おなまえは?


●原色キモノ美男子図鑑
No.0017
みっつ(かな?) おなまえは?


お2方ともじんべえさんがキマッてますね。


京都老舗の焼きそば [2007年10月04日(木)]
夏のある日、
京都の生麩の老舗「麩嘉」をはじめ、
食べもん屋さんが主催する「水の市」に出かけた。

約30年ほど前に京都で井戸水を使ってはいけない令が
発動されたとき、
「そんなことしたら、京の食文化がなくなる!」
とお上のお達しに反旗を翻したことが
「水の市」の始まりなんだとか。

その主張に賛同する数店が
縁日よろしく屋台を出している。


これが人気店揃いで、なんとすべてお振る舞い(タダ)!!!

「くずし懐石 縁」は炭火焼き屋台。
焼き鳥んま〜♪と
串にかじりついていたら、
一緒に行った叔母が
「これもあったえ」
と差し出したのが、松茸!!

これは気が抜けない、と
「縁」屋台を定点観測していると
お次は鮎!!


「阿吽坊」屋台の和風チヂミもなかなかイケる。

それにしても……
仕出しの名店「菱岩」が
ソース焼きそばだなんて……
信じられないかもしれませんが、
ホラ、証拠写真↓


こんな贅沢なもん、あってもよいのでしょうか?
お金を積んでも食べられない幻のメニューですよね、コレ。
豚、イカ、キャベツに隠し味の揚げ玉。
ジャンクなもんを素晴らしくおいしく仕上げる職人さんの技。
ええもん食べさしてもらいました。
おおきに。

飲み物だって大盤振る舞い。
缶ビール片手にウロウロ。
あー、次は何食べようかなー
なんせ、タダだから楽しい!

と物色していると、
知り合いの古美術商のおっちゃんに遭遇しました。

●原色キモノ美男子図鑑
No.0015 
古美術商 佃はん


薩摩上布とはさすが、おにいさん、
ええもん、着てはりますなあ。

キッコー会@金田中 [2007年10月02日(火)]
さる夏の日、
新橋きっての名料亭『金田中』にて
キッコー会なる踊りの会が行われました。

てっきりもっきり、「亀甲会」だと信じ込んで
出かけていったところ、
新橋芸者のなかでも尾上流の踊り手だけで
行われる会として、尾上流のトレードマークである
菊が香るようにという意味を込めた
「菊香会」でございました。

会費はひとり簡単なお食事付きで22000円。
高いっちゃ、高いけど、
通常は一見さんお断りであり、
芸者さんなぞ呼ぼうものなら、かなりの高額になる
『金田中』さんでの会ともあれば、
安いっちゃ、安い。

舞台で見る「東をどり」とはまた違う、
お座敷で観賞する芸者さんの踊りは
これまた、オツなものでござんした。

わたしたち以外は年季の入った
新橋ファン、日本舞踊ファンの方々で
席が埋まっているようでした。

わたしのお隣は老紳士。
踊りの最中、なんと地方に合わせて
長唄を口ずさんでいらっしゃるではありませんか!
世の中には、こんな粋なジイさんが
生きてるんだ!

失礼なもの言いで表現させていただきましたが、
本当にそんな思いで胸がジーンと熱くなりました。

踊り披露の後は
芸者さんが次々、席を回ってお客さんにご挨拶。

今、新橋花柳界で最も旬の
喜美勇さんを写真に収めることができました。

●原色キモノ美女図鑑
No.0032
新橋の芸者 喜美勇さん(右)


ニコラ・フィアットの浴衣パーティの巻にて書きましたが、
喜美勇さん、浴衣ですがちゃんとお太鼓です。
浴衣は尾上流の踊り手さん全員お揃いの菊模様。

で、そのお隣が

●原色キモノ美女図鑑
NO.0033 
ブランドPRの和美さんです。

絽の訪問着だなんて、贅沢!
袖と帯に菊模様が入っているなんて、
ツワモノとお見受けしました。

見たい! でしょ?
で、全身です↓


あ、残念。
足元が入ってませんでした。
ごめんなさい。

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