女のきもの道

2007年06月
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芸妓と芸者 [2007年06月14日(木)]
演舞場の前に黒塗りの車が次々と停まる。
降りてくるのは 
 あ!
IのH社長、あ! S元社長のIさん!
大物財界人の他にも歌舞伎俳優や女優さんなど、テレビでお馴染みの顔を見かける。というのが「東をどり」毎年恒例の風景です。

芸者衆が「よそ地」と呼ぶ、新橋以外の花柳界で活躍する女性たちの姿もみえます。初日には祇園から照古満(てるこま)さんがいらしてました。

●原色キモノ美女図鑑 No.002
祇園の芸妓 照古満(てるこま)さん


3年前、初めて照古満さんと会った頃、彼女はまだ舞妓でした。それが、その数ヶ月後に雑誌で取材させてもらったときには芸妓に姿変わり。その後、会うたびにきれいになって……抜けるように白い肌にため息が出ます。この日、お召しの帯は菊唐草の地模様から察するに、京都『ゑり萬』製と思われます。

京都がはんなりなら、江戸は粋が芸者の身上。
新橋でその名を知られた清葉ねーさんは黒紋付きで舞台に臨みます。

●原色キモノ美女図鑑 No.003
新橋の芸者 清葉さん


気付きました?
祇園は「芸」、新橋は「芸」。
花柳界で芸&接客にいそしむおねーさんの呼称は土地によって違うんです。

それから、清葉さんは清元をうたう「地方」なので顔は白塗りにしてません。白く塗るのは「立ち方」と呼ばれる踊り手だけです。

たとえば、
●原色キモノ美女図鑑 No.004
新橋の芸者 小いくさん


小いくさんは今、新橋で最も旬の男役の踊り手の方。今年は宮本武蔵の巌流島の決闘を踊りで表現した「芸者の四季 三景」で小次郎役を務め、手足がスーッと伸びていく様子、要所要所でスパッスパッとキレのある動きで見せ場を作っていらっしゃいました。

前にお会いしたときは着物も髪型も凛々しい男役のものでしたが、この日は「今日はオカマなの」。色気と粋がブレンドされた女姿も素敵でした。
 

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