女のきもの道

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笹眉! [2007年07月26日(木)]
「新橋芸者ナイト」では
思わぬ再会もありました。

昔、「ピッコロ」というあだ名で
呼んでいた女の子が
なんと「梨江」という芸者さんになっていたのです!

●原色キモノ美女図鑑
No.0019 新橋の芸者 梨江さん(右)


No.0020 新橋の芸者 のりえさん(左)
は「東をどり」のとき、白塗りの踊り子さん姿で
登場してくれてましたね。
覚えてますか?

ふたりともきれいですねー。
見つめちゃいますねー。
もっともっと近づいて、見つめちゃいましょうか。

アップで見ても美しいおふたり。
お肌も艶やかですねー。

和服の美女っていーですねー。
キモノがいいのももちろんですが、
実はメイクも洋装のときとは違って
和装向きになってる。

そこにナデシコな美が生まれてるって
気付きました?

ポイントは眉。

ふたりともカックンと山をつけてないでしょ?
眉頭からなだらかに、眉尻ですーっと下る。

これを笹眉といいます。
呼び方も、和 でいい感じ。

笹の葉さーらさらー、
でキメちゃいましょう。


元新橋芸者、花千代さん [2007年07月12日(木)]
余興も終わり、さあ、乗船!
今宵の通行証、「新橋芸者ナイト」印
の紙バンドを腕に巻いてレッツ・ゴー。




外を見やれば、波に揺られながら眺める湾岸の夜景。
中はというと、芸者さんたちが今度は話芸でゲストを接客。




いや、ホント、ラグジュアリーな夜でした。
このパーティーの企画をしたのが、
小玉さん(左)とこずゑさん(右)
にサンドイッチされている美女、
フラワーアーチストの花千代ねーさんです。



彼女の生き様がテレビ東京『ソロモン流』で紹介され、
このパーティーの模様も放送されていたので、
お気づきになられた方もいらっしゃるかと
思います。

彼女は元新橋芸者としてブイブイいわせ、
その後パリで花を学びつつ、
その合間に当時、現役大統領だった
シラク氏のパーティーに招かれたり
していた本物のセレブ。

華麗なるキャリアアップのかたわら、
というか仕事同等の情熱で
恋(ねーさん語でいうところの、『アムール』)にも
全力投球していらっしゃいます。

「欲しい!!!!」と思ったら、
恋も仕事も手に入れる。

花千代さんみたいに生きてみたーい!!!!!
って思っちゃいますよね?

そこで、花千代さんに憧れる全世界中の人類のために、
つい、最近、
花千代著、の生き方教科書が出版されました。



左が最新の『人生に奇跡を起こす幸運力』、
右がその前に出た『花千代の毎日が挑戦日』。

両方熟読。

花千代さんはいつ会っても一分の隙もないかっこよさ。
傍目には汗ひとつかかずに、スペシャルな存在にまで
上り詰めたように見えますが、
2冊読めば、「気付き」「努力」、そして「感謝&愛」
の力あったればこそ、あんなに
眩しくいられるのだ
ということがわかります。

みなさん、ともにがんばりませうよ。

芸者さんたちのお値段いかに? [2007年07月10日(火)]
『新橋芸者ナイト』クルーザー出航前の出し物は
秀千代さんの笛に続き、踊りが披露されました。

●原色キモノ美女図鑑 
No.0011 左 新橋の芸者 さよりさん
No.0012 右 新橋の芸者 こずゑさん


そして、
新橋花柳界のロナウジーニョ、小喜美ねーさんまでもが登場!!!

●原色キモノ美女図鑑 No.0013
新橋の芸者 小喜美さん


小喜美さんは60代なのに50代にしか見えない、
とりわけ色っぽくしなをつくって踊る様子が
若々しい!!! と評判の大御所です。

さらに、地方のおねーさんたち……

●原色キモノ美女図鑑 
No.0014 一番右 新橋の芸者 小と羽さん
No.0015 右から二番目 新橋の芸者 由良子さん
No.0016 左から二番目 新橋の芸者 清葉さん
No.0017 一番左 新橋の芸者 小玉さん


まだまだ続く『新橋芸者ナイト』シリーズで
ご紹介させていただきますが、
ピチピチの若手芸者さんたちも乗り込み、
知ってる人に言わせると、
「いったい、いくら(あ、もちろん、お金の話です)注ぎ込んだじゃ!!!!」
というくらい贅沢なラインナップの芸者衆が揃っていました。

バブル前崩壊以降、お座敷遊びは次第に縮小傾向にあり、
料亭の部屋は埋まっていても、
内容的にはおとなしくなっていると言われております。

つまり、4つある部屋が全室埋まっていたとして、
昔であれば客4人に芸者が10人つくような組×4室という
派手な埋まり方がそれなりにあったのが、
今では客2人で芸者入らず×4室、という場合も増えていて
芸者を呼ぶ場合でも客10人に芸者2人というのも
当たり前のことで、それはリバブルしている
といわれている2007年であっても
ジミめが主流というのがすっかり定着している、らしいのです。

だから、ひとつの船室に10人を超える
芸者さんたち、それもスター級のおねーさんが
何人も乗り込んだ『新橋芸者ナイト』は
このご時世にあって、心底贅沢なお座敷だったと
いえるのです。

しかも、お船で湾岸に出るともなれば
そこは新橋花柳界の「外」。
オプションで「遠出」料金が発生します。

さらに、料亭『金田中』のアペリティフ&ドンペリニヨン飲み放題
とあっては、ひとり12,000円で参加できたことが
幸せだったとしかいいようがありません。

新橋芸者ナイト その1 [2007年07月05日(木)]
巷ではすっかり夏物シーズン到来でございますが、
当ブログでは6月、単衣の頃に行われた
『新橋芸者ナイト』の模様をお伝えさせていただきます。

5月の「東をどり」に連動したこの企画は
お船の上でのクルージングパーティ。
ドレスコードは着物というこの会、
松本零士デザインのお船、ヒミコ号に乗って出発です。

と、その前に
この夜、桟橋の待合室はステージに変身。
金屏風の前で新橋の芸者衆が芸を披露しました。

●原色キモノ美女図鑑 No.0010
新橋の芸者 秀千代さん


一瞬にして、
江戸の昔に誘われてしまうような笛の音。

奏者の秀千代さんはもともとは
金沢の花街にいた方なんですが、
一念発起して数年前に
新橋に「ところ替え」してこられました。

「ところ替え」とはある花街から「よそ地」と
呼ばれる別の花街へと、職場を移すことをいいますが、
これがなかなか大変で、いろんな手続きを要します。

ヘルプのホステスが店をばっくれ辞めして、
(当然、給料日の翌日)
シラーッと別の店に移るのとはわけが違います。

昔なんかだと、置屋(芸者のエージェント。芸能事務所のようなもの)への借金があったりなんだりして、
その精算を移り先の置屋が立て替えるとか
なんとか、そういうことをしないといけなかったり、
まあ、諸事、大変なことを始末してからでないと
移籍できないわけです。

それと礼儀、道義の問題もあるようです。

そういったことをクリアして、秀千代さんは
ところ替えされてきたのでしょう。
今や新橋で笛の名手として活躍されていらっしゃいます。

金沢は地方のレベルの高い土地。
なかでも笛は日本随一といわれています。

襖を閉め切った座敷に明かりを灯さず、
もしくは蝋燭ひとつのほの暗さに客が座し、
次ぎの間で鳴らす笛の音を聞くという
なんとも風雅な「かげ笛」は金沢名物。

力強い音を出せる奏者でないと
襖を隔てたところから「聞かせる」までに
至らないため、巧者でなければ披露できない芸です。

花街付近を流れるのは
「女川」といわれる優しい流れの浅野川。

金沢で生まれ育った私には
秀千代さんの笛の音に、
柔らかな古都のせせらぎが
紛れ込んでいるように思えました。

「東をどり」はおいしい [2007年06月28日(木)]
わたし、あまりに好きなもので、「東をどり」には
ほぼ毎日出かけてしまいました。

だって、舞台は素敵。
セレブなお客さんを見物するだけで楽しい。

何度行っても行きたりないくらいでしたが、
今年はおいしくって新しい試みがいくつかありました。

おいしかった〜!!! その1
●6料亭のお弁当

コーンや枝豆ごはんの「米村」(左上)、
焼き空豆ごはんを舞扇形に抜いた「金田中」(右上)、
鶏の炊き込み豆ご飯の「やま祢」(左下)、
卵の色紙散らしグリーンピースごはんの「吉兆」(右下)

新橋を代表する
「吉兆」「金田中」「新喜楽」「やま祢」「松山」「米村」
の6つの料亭が二階席の券とセット販売でお弁当を出していました。

これらの料亭は当然、一見さんお断り支店はあっても、
本店であるこれらの料亭の料理が外に出回ることなどありません。

劇場ではなく、昼に地下食堂でいただきます。
おもしろかったのが、どの店のお弁当があたるかは
ふたを開けてのお楽しみだったこと。

4人で訪れたわたしたちは
「吉兆」「金田中」「やま祢」「米村」を引き当てました。
豆ごごはん、牛肉のしぐれ煮、「東をどり」の焼き印付き
玉子焼きなど、献立はすべて同じ。

それを各料亭がそれぞれの解釈で表現したということで、
どれも顔つきが違う。全部食べてみたかったけど、
「吉兆」だけで十分満足できました。

おいしかった〜!!! その2
●泡酒処のドン ペリニヨン


これまで幕間のブレイクスポットといえば、
芸者さんがお点前を披露するお茶席でした。

それが、今年はドン ペリニヨンが飲める
「泡酒処」が設置され、人気を集めていました。
ドン ペリニヨンは1杯2000円。
おつまみに「金田中」製の鯛の昆布締めが付くんだから、
かなりお買い得だったと思います。

おいしかった〜!!! その3
でも、一番おいしいのはやっぱり…
艶やかなキモノ美女ですよね。

●原色キモノ美女図鑑 no.008
新橋の芸者 のりえさん


おみやげ売場では新橋グッズも販売。
のりえさんが持っている
「東をどり 新ばし花柳界 発祥百五十年記念」うちわや、
芸者さんの名刺である、千社札も売られました。

このうちわ、よーく見ると新橋色で縁取られ、
下に新橋ブルーの房が付いてるんですよ。

これに1枚100円也の千社札をペタペタ貼って
カスタマイズするのです。


だから、山テンコに千社札付きな
のりえさんお持ちのうちわなんぞ、
すごい高級品というわけです。

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