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お試し同居その7

2006-12-12 01:53:21
12月4日
朝から義母が怒ってる。おはようも言い終わらないうちに、文句を言い始めた。何でも、義父が、入れ歯のケースでポインセチアに水をやっていたらしい。それも頭にきたらしいが、私が玄関に飾っていたポプリの容器を、ポインセチアの鉢からこぼれる水の受け皿に使っていたらしいのだ。ん〜っ、何とも言い様がない。しかし、ポプリの入れ物は、紙で出来ている。ん〜っ、これまた何とも言い様がない。一応、ポプリの容器が紙で出来ている事だけは話したが・・・。
たぶん、義父はポプリというものの存在を知らないだろう。パサパサに乾いた花は、まるで紙くずにしか見えなかったのかもしれない。

今日はお仕事お休み。両親は、どうやら買いたいものがあるらしく、私と両親の3人で、近くの大型スーパーに買い物に出掛ける約束をしていた。私にすれば最寄りの、といった感じで、徒歩でも行ける距離。しかし、両親にとっては、車じゃないととても無理。タクシーで行く。お店に着くと、早速義父が、帽子を買いたいという。義父は帽子が大好きだ。いつもはダンディーな帽子を買うのだが、今日はニット帽を買いたいと言う。九州人の義父にとって、東京は思った以上に寒いらしい。義母に言わせれば、髪が薄くなったから頭が寒いのよと・・・。買った帽子は、義母曰く、山男のような帽子と。んっ!納得。義父は、他にジャンパー・スラックス2本・スウェット上下一着を買う。義母は、寝間着一着。しかも、ネグリジェ。義母はとってもお洒落だ。寝間着も、自分ではネグリジェしか買った事がない。貰ったパジャマを着たことがあるが、どうも着慣れなかったらしい。今日買った物は、淡いブルーグレーの地に、胸元にバラ模様が入っているネグリジェ。私も気に入った。

しかし、どうも今日はイレバーな一日だったなぁ〜。朝も、笑える入れ歯事件があったが、夜にもまた・・・。

ポリグリップは大事ですよ。だから、入れ歯を付ける時には、あらかじめ付けた方がいいと思うのですよ。
で、今日は夕食にお刺身を用意した。その中にイカのお刺身があったのだが、入れ歯の義父は噛むのが大変らしい。ところが、義父はポリデントを入れ忘れたらしい。そこで義母がポリグリップを持って来て、それを付けてから食事をとった方がいいよと言った。もう既に食事を食べ始めていたが、イカのお刺身が食べにくいだろうからということで・・・。食事中に入れ歯を外した義父。そこまでは良いのだが、なんと口から取り外した入れ歯を、そのまま近くのパソコンデスクの上に、そのまま置いてポリグリップを付け始めた。あ“〜〜〜。止めてくれよぉ〜!それは私のパソコンちゃんだよぉ〜!でも止めて下さいとは言えない。あっ、あっ、入れ歯がキーボードに接触しているよぉ〜〜〜〜〜〜!ショック〜!

お試し同居その6

2006-12-12 01:45:25
12月3日
朝目覚めると、昨日買ったテレビが大きすぎて邪魔だから、もうテレビはいらんと義父がいう。実は、昨晩の10時位には、もう邪魔だと言い始めていた。設置してから数時間しか経たないうちに・・・。「じゃ、テレビはどうすんの?」と皆が聞くと、「もうテレビは見らんから、いらん。」・・・。そんなわけないじゃんと皆が口々に言う。しかし、言い始めたらもう聞かない。すぐに動かすよう命じられる。動かすと言っても、置く場所と言ったら私たちの部屋になった2階のリビングしかない。夫と息子の二人で、やっとの思いで2階に運ぶ。私たちの寝る場所がなくなった。今日も私は仕事だ。今日は13時から仕事だから、それまでに夕食までの準備をして行かなければならない。夫や息子がテレビですったもんだしている間に準備をすませ、出勤した。
午後9時半。仕事から帰ると、また今夜も皆夕食を食べていなかった。が〜ん。せっかく作っていったのに・・・。そっこう準備をして食事を済ませると、やっぱりテレビが必要だと義父が言う。私たちが今まで使っていたテレビがいいと言う。しかも、すぐに運ぶように命じられる。夫や義母が今じゃなくても・・・というが、聞かない。私と夫で、今まで私たちが使っていたテレビの配線を外し、2階から一階へ降ろす。旧タイプのテレビなので、25インチといえど、かなり奥行きがあって重い。狭い階段を、休み休み運ぶ。義父達は、別にビデオも付けなくて良いので、簡単に配線が済んだ。それから今度は、2階に移した今回買ったテレビの配線作業。あれこれつながなければならないので、かなり面倒くさい。作業の途中、私の母に電話をした。今日は、私の母の誕生日だったからだ。母は一人暮らしで、耳が遠い。今日も何度か電話したが、聞こえなかったらしい。出てくれなかったので、今日が終わらないうちにもう一度だけということで、作業の途中ではあるが電話してみた。偶然電話の側にいたらしく、すぐに電話に出てくれた。母にはまだ、夫の両親が上京していることを言っていなかった。誕生日おめでとうと言った後に、そのことを告げると、「ようしてやらんばあかんばい。」(よくしてあげなければいけないよ)と言われた。おめでとうが言えたし、元気そうだったので、ほっと一安心。
また作業に戻る。結局、全部はつなげなかったが、とりあえず、DVDレコーダーとケーブルはつながった。
終わったのは零時過ぎ。しかし、義父の為に買ったはずの37インチの液晶テレビAQUOS(世界の亀山モデル)が自分達のものになったから、この作業も夫はそれほど苦じゃなかったようだ。


私は、さすがに疲れ果てた

お試し同居その5

2006-12-12 01:28:21
12月2日
どうやら、私たちから見えないところで、両親は軽いバトルを繰り広げていたらしい。今朝は、義母がおはようも言わないうちに、涙目で訴えて来た。もめている内容は、たわいもないことだが、今までずっと胸に秘めていた不満をぶちまける相手が出来たということで、さっそく・・・ということだろう。それで義母のストレスが解消できるのであれば、話を聞くくらいお易い御用だ。
夫は、今日は出勤の予定だったが、義父がどうしてもテレビと花が欲しいというので、仕事を家に持ち帰り、無理矢理休みを取ってくれた。私は仕事だったので、出掛ける前に夕食までの準備をして仕事に出掛けた。私がまだ家にいるうちに、夫がテレビを買いに行った。義父が、大きいテレビがいいというので、夫が「俺たちのテレビくらい(25インチ)?」と聞くと、もっと大きい方がいいと言う。夫が手で大きさを示し、「これくらい?(かなりでかい)」と聞くと、「うん、それくらい。」と。かなりいいかげんだ。「一緒に行けばどうですか?」と私は言ったが、義父は行きたくないと言う。結局夫ひとりで買いに行き、37インチのテレビを買った。「今日の5時に設置に来るからね。」というと、義父はとても喜んだ。それから、夫と両親は園芸店に行った。
私が午後9時半過ぎに帰宅すると、両親の部屋には大きなテレビが届いていて、両親がテレビを見ていた。まさかと思いつつ、「晩ご飯は食べられましたよね?」と聞くと、まだ誰も夕食を食べていないということだった。が〜ん!せっかく用意して行ったのに・・・。何でも、園芸店で買って来た花の植え付けに夢中になったり、テレビの設置があったりとかで、食べそびれたらしい。ほっと息つく暇もなく、食事の準備をする。全部片付いたのが12時過ぎ。疲れた。

お試し同居その4

2006-12-12 01:26:10
12月1日
今日は、私は午後から仕事だ。帰りは午後9時過ぎになるので、仕事に出掛ける前に、夕飯の準備までしていかなければならない。年末になると、帰りは午後11時近くになる。私が仕事に出掛けるのが午後2時半くらいだから、それまでに3食の用意をしなければならないということだ。朝、夫と子どもを送り出してから、両親と一緒に食事をとる。義母のおしゃべりがとまらず、朝食が終わったのが10時半。それから慌てて昼食と夕食の準備。掃除なんてしている暇がない。台所の洗い物は、私にさせてと義母が言ってくれているので、甘えることにする。
夫の帰りはかなり遅い。昨日も夜中の零時位だったので、まだ両親とまともに話をしていない。義父はかなり不満のようだが、これから私の帰りも遅くなるので、ますます不満に思うだろう。しかし、仕方ない。慣れてもらうしかないな。

お試し同居その3

2006-12-12 01:24:30
11月30日
せっかく九州に行くのだから、熊本のかぼちゃんの実家にも寄って来たらと、夫も夫の両親も言ってくれたのだが、博多から私の実家まで、片道約2時間半。3日間しか休みをとっていないので、私の実家まで行っていたのでは大変だ。帰りたいのはやまやまだが、実家に帰っても、ほんのちょっとしか居ることができないので、今回はパスした。それに、上京したばかりの両親を、いきなり留守番させるわけにはいかない。休み3日目の今日1日は、両親と一緒に過ごすために空けておくことにしていた。
朝は、夫や息子を送り出すために私は6時前に起床。両親もほぼ同じくらいの時間に起きていたようだ。二人とも、着いてそうそうから張り切っている。
昨日も、我が家についてから、いきなり掃除が始まった。私ではなく、義母が・・・。義父は、自分達の部屋の吟味の後は、狭い庭の吟味。福岡の実家の10分の1ほどしかない。しかし、庭いじりが唯一の楽しみである義父にとっては、無いよりはまし。以前、同じ福岡に住む義姉の近くに住もうと、それまで住んでいた家とは別に、義姉の近くのマンションを借りて住んだことがあったが、数ヶ月しかもたず、元の家に帰った。庭が生き甲斐とまで言っている義父にとっては、庭が無いと何もすることがない。元々それ以外何もやらない人なのだ。それが、義母の不満の種でもあるのだが・・・。
昨日も、我が家に着いてそうそう庭仕事。今朝も早よから庭仕事。寒いのに、上着も着ず庭の手入れに夢中。寒いことも、朝ご飯を食べるのも忘れているようだ。風邪をひかないといいのだが。義母も、散らかしっぱなしの我が家のお掃除。自分達の部屋を居心地よくする為でもあるのだが、それ以外の部屋がこれまた汚すぎて、綺麗好きの義母にはたまらんらしい。あちらこちらが徐々に綺麗になっていく。 

お試し同居その2

2006-12-12 01:04:13
11月29日
義母の話はなかなか止まらないが、昨晩も眠ってないし、あんなトラブルもあったことだし、絶対寝るぞ!と思って私は何とか布団に潜り込んだ。が、両親は眠れないらしく、夜中に何度も私が寝ている部屋を行ったり来たりしていた。結局私もしっかり眠れないまま、朝になった。6時!義母に「眠られましたか?」と聞くと、「うん寝たよ!でも1時間くらいだけどね。」そうか。やっぱり落ち着かないんだな。さあ出発の準備をしなくちゃ!と思ったら、なんと荷物が増えている。3つも!
二人とも杖をついて行かなければならないので、手荷物は最小限にしないとかなり危ない。貴重品を入れる小さめのバッグを斜めがけにして行くだけにしようと話していたのだが・・・。
義母は大きな紙袋一つ。義父は旅行鞄とビニール袋の二つが増えている。駅に着いたら、お弁当や飲み物等を買おうと思っているので、これではいくらなんでも私一人では持ちきれない。しかも、義父の旅行鞄の方は、かなり重い。義母がちょっとむっとして、義父を怒る。昨日送れば良かったのにと。そういう義母も、一つだけど増えているのだが、それは自分で持つつもりでいるらしい。二人とも夜中にウロウロしている間に、あれも、これもと思いついて増えたものだからしょうがない。「駅から送れば?」と義母は言ったが、「持って行く!」と言って、義父は聞かない。結局は私が持つことになるので、荷物を少なくする為に、義父のビニール袋の中の荷物を、私のリュックに押し込んだ。こういうこともあろうかと、元々私のリュックには、ほとんど荷物らしいものは入れていなかったので良かった。
7時45分。昨日予約しておいたタクシーが、ほぼ予定通りに迎えに来た。タクシーに乗り込むと、お隣のおばさんが見送りに出て来た。タクシーの中から手を振りながら福岡の家を後にした。


博多駅についてしばらくすると、8時半に見送りにくると言っていた義姉と甥っ子がやって来た。お試し同居のための上京ではあるが、次はいつ会えるかわからない。互いに名残を惜しみながら、福岡の地を後にした。

両親を連れて行くのに、嫁の私一人で大丈夫?と二人の義姉達は心配していたが、新幹線の旅は順調だった。
義父も義母も、不安はあるのだろうが、久々の旅にわくわくしているように見えた。お弁当に買った鯖寿司は、義父の大好物だったらしく、美味しそうに頬張っていた。
予定外のことが一つだけあった。新幹線のチケットを予約する時に、席はトイレの近くのドアの側とお願いし、「ご希望のお席、取れましたよ。」ということでチケットを購入したのだが、いざ乗り込んでみたらトイレとは逆側のドアのそばだった。車掌さんに相談したが、希望通りの席は空いていないということで、そのままの席で我慢することになった。杖をついてヨタヨタと車内を歩くのは、危なっかしいと思っていたが、私がついて行くことで、それもなんなくクリアー。
流れる景色を眺めながら、義父が言った。「かぼちゃん、楽しかねぇ〜。久しぶりに楽しかよ。」
車窓から見た富士山

新幹線の5時間、一人で行った往路より、復路は短く感じた。

東京駅から、大泉学園まではタクシーに乗った。若い時に、しょっちゅう出張で東京を訪れていた義父は、タクシーから眺める久々の都会の景色に感慨深げだった。義母は、木々の紅葉の様子が九州とは違うわねと言いながら、周りの景色にみとれていた。
東京駅から約1時間。ようやく我が家に到着した。両親は、これから自分達の住まいとなる一室を吟味しながら、さっそく荷物を解き始めた。

今日から我が家は、6人家族になる。
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