'60s Avenue [2006年10月14日(土)]
先日お会いした くろすさんが昔、執筆していた雑誌を発見!忘れていました。
先週見つけていればこの本にサインを戴いたのに・・・・・残念です。
次回のチャンスに期待する事にしましょう。
【若者たちに占領された夏】 くろす としゆき
1934年東京都文京区生まれ。服飾評論家。
’54年慶応義塾大学、’55年にセツモードセミナーに入学。在学中はバンドとアイビーに熱中し、穂積和夫氏らとアイビークラブを結成。
両校を卒業後、’61年VANに入社。おもにアイビー、トラッドの商品開発およびプロモーション分野を手掛ける。
’70年退社し、クロス・アンド・サイモンを設立と同時にダンロップ、リーガルの顧問に就任。同社解散後はテレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」にレギュラー出演。エッセイストとしても活躍中。
大人の街といわれていた銀座が、ある年の夏、若者たちに占領されたことがあった。「みゆき族」とよばれる高校生中心のグループにである。彼らはみゆき通りを中心に、銀座通りにたむろした。(中略)その数3,4百人、休日は倍以上にふくれあがった。こんな騒ぎが初夏から夏休みいっぱい続いた。1964年、東京オリンピックの年である。
この集団の特徴は、当時若者の間で人気爆発のアイビースタイルでキメていた点にある。男性は半袖のボタンダウンシャツ、丈の短いコットンパンツ(ソックスが10センチ程のぞく)か、バミューダショーツ。女性はコットン製のロングスカート、共地のリボンベルトをだらりと下げる。頭に二つ折りのハンカチーフをかぶる。そして男女共に大きな紙袋か麻袋(フーテンバッグとよばれていた)を抱え、肩をゆすって歩く。
わたしは「みゆき族」より10年程前にアイビーに熱中した世代で、当時アパレルメーカーの企画部員だった。洋服屋から見るとアイビースタイルとは思えぬ妙なファッションもあったが、彼らはいわばお客様。興味深く服装や行動を見守っていた。
「みゆき族」以前にも太陽族など、族と名のつく若者の集団はいくつかあった。中で「みゆき族」が異質だったのは、ストリートファッションの集団であったことと、思いもよらぬ場所、銀座で生まれた点にある。また、若者たちがマスコミに取りあげられたことも、かつてない画期的な出来事といえる。これを機に、若者文化の時代に突入した。


みゆき通りにたむろする「みゆき族」の少年・少女。

「みゆき族」がトレードマークのように持っていたVANの紙袋。

初期の「みゆき族」の前身でもあった、「六本木族」の女の子。(’62年頃)ファッションに’50sの香りがします。うしろは東京タワー。映画「三丁目の夕陽」の時代です。
先週見つけていればこの本にサインを戴いたのに・・・・・残念です。
次回のチャンスに期待する事にしましょう。
【若者たちに占領された夏】 くろす としゆき
1934年東京都文京区生まれ。服飾評論家。
’54年慶応義塾大学、’55年にセツモードセミナーに入学。在学中はバンドとアイビーに熱中し、穂積和夫氏らとアイビークラブを結成。両校を卒業後、’61年VANに入社。おもにアイビー、トラッドの商品開発およびプロモーション分野を手掛ける。
’70年退社し、クロス・アンド・サイモンを設立と同時にダンロップ、リーガルの顧問に就任。同社解散後はテレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」にレギュラー出演。エッセイストとしても活躍中。
大人の街といわれていた銀座が、ある年の夏、若者たちに占領されたことがあった。「みゆき族」とよばれる高校生中心のグループにである。彼らはみゆき通りを中心に、銀座通りにたむろした。(中略)その数3,4百人、休日は倍以上にふくれあがった。こんな騒ぎが初夏から夏休みいっぱい続いた。1964年、東京オリンピックの年である。
この集団の特徴は、当時若者の間で人気爆発のアイビースタイルでキメていた点にある。男性は半袖のボタンダウンシャツ、丈の短いコットンパンツ(ソックスが10センチ程のぞく)か、バミューダショーツ。女性はコットン製のロングスカート、共地のリボンベルトをだらりと下げる。頭に二つ折りのハンカチーフをかぶる。そして男女共に大きな紙袋か麻袋(フーテンバッグとよばれていた)を抱え、肩をゆすって歩く。
わたしは「みゆき族」より10年程前にアイビーに熱中した世代で、当時アパレルメーカーの企画部員だった。洋服屋から見るとアイビースタイルとは思えぬ妙なファッションもあったが、彼らはいわばお客様。興味深く服装や行動を見守っていた。
「みゆき族」以前にも太陽族など、族と名のつく若者の集団はいくつかあった。中で「みゆき族」が異質だったのは、ストリートファッションの集団であったことと、思いもよらぬ場所、銀座で生まれた点にある。また、若者たちがマスコミに取りあげられたことも、かつてない画期的な出来事といえる。これを機に、若者文化の時代に突入した。

「みゆき族(女子)」の典型的なスタイル。

みゆき通りにたむろする「みゆき族」の少年・少女。

「みゆき族」がトレードマークのように持っていたVANの紙袋。

初期の「みゆき族」の前身でもあった、「六本木族」の女の子。(’62年頃)ファッションに’50sの香りがします。うしろは東京タワー。映画「三丁目の夕陽」の時代です。









僕の中学時代は折りたたみできるチェックの布製バッグ(フーテンバッグ)に、ヒッピーバッジとよばれた、USAの缶バッジを付けていました。フーテン&ヒッピーです。(笑い)
今日の訪問者URL元に、ivyscene1968で検索されたリストがあり、
ページのすべてが僕のブログで、そのなかにはアメリカーノさんのページもヒットされています。