女神 菅英三子さん
1年前の夏の終わりか、その前の年だったか・・・
教会のシスターから1枚のCDを渡された。
菅英三子「プリマ−イタリアへの誘い」<1996年絶盤>というものだった。
実は、その時初めて菅英三子さんを知ったのです。
クラッシックの歌曲を真面目に聴いたのは初めてだったかもしれない。
こっそりコピーをさせてもらい、私は、
朝な夕なに菅さんのソプラノに魅せられていった。
車のハードディスクにも録音し、気分のいい時は、鼻歌交じりで。
シンドイ時には眼に熱いものを感じながら菅さんの歌声に癒されていた。
このアルバムのなかでも、マスカーニの「アヴェ・マリア」が私は大好きになった。
とってもの哀しい旋律がにじんでくるのである。マリアの、いや女性の、
いや人の哀しみを深く歌い込んでいるのが伝わってくるのである。
でも、その後の旋律では、菅さんの澄んだ澄んだ歌声が、
豊かな気持ちにさせてくれる。勇気を与えてくれる。
「一緒に歩んでいこう。」と女神、菅さんが囁いているような気持ちにさせてくれる。
毎年、12月になると、菅さんは、故郷(生まれは岩手県水沢市)仙台で
チャリティーコンサートや、教鞭を執っている大学のチャペルでクリスマス
・コンサートを開いている。
今宵、ややブルーな気持ちになり、CDは実は引越し以来行方不明。
それで、また、シスターにCDをお借りした。
CDの菅さんの歌声を繰り返しくりかえし聴いている。
なんだか、思い悩むことは誰かにより頼み、
”また歩き出せばいいのですよ”と聴こえてくる。
今、ささやかな至福の時を感じています。
菅英三子オフィシャル・ページ「コルテ・フェリーチェ」