| 春風にのって買い物へ行った |
本当に久し振りに23歳になる長男と新宿で待ち合わせた。
彼はレイル・マン(鉄道員)で某○日○で働いている。
電車好きの子どもの頃からの夢を実現した社会人5年目である。
自分が23歳の時は、大学を出て看護学校に入り直していた。
それ故、彼を見ていると尊敬さえ抱くのである。
新宿から、京王線で多摩ニュータウンにある南大沢という駅で降りた。
駅前のアウトレット・モールに行きたかったからだ。
私は、4月から新宿の摩天楼にある本院に異動になる。
暫くぶりでスーツ稼業になるので今日は少し買い揃えたかったのだ。
南大沢のアウトレット・モールは近隣からやってきた若いファミリー等
で溢れていた。小さな子ども達が可愛かった。
長男も私も、買い物はどうしても地味指向になってしまう。
買い物そのものよりか、私は、長男と久し振りに会えたことの方が嬉し
かった。
モール街を歩きながら長男が言った。
長男「親孝行ができなくてごめんね。」
私「ええ?何言っているのまだ20年位早い言葉だよ(笑)。」
彼にとっての”親孝行”とは何かよく理解できなかった。
ただ、そういう言葉をすっと出してくる長男に私は驚いていた。
遅い昼食を摂った時にも、
長男「ドリンクは何にする?」
私「・・・君と同じソーダ水がいいなぁ。」
とドリンクバーにもう一度ソーダ水を彼は取りに行った。
そういう気遣いができることに私は驚いた。
高卒で鉄道会社に入り接遇も鍛えられたのかもしれない。
また、元パートナーの子育ての上手さが反映しているのかもしれい、
と思い感謝した。
15時過ぎJR町田駅で長男と改札口を出た。
長男「じゃ。僕は横浜に出て帰るから戻るね。。。」
私「そうか。今日は一緒に買い物が出来て助かったよ。ありがと。」
彼に握手を求めた。彼の暖かさが伝わってきた。
午前中の雨はすっかり止み、外は春の陽気になっていた。
ささやかな一日だったが、そのなかに私は平安の息吹を感じた。
長男や長女が幼かった頃、「耳をすませば」のDVDからこんなメロディ
が流れていたのを私は思いだしていた。
「・・・一人ぼっち恐れずに、生きようと夢みていた。寂しさ押
し込めて、強い自分を守っていこう。カントリーロード・・・」
「カントリーロード」 |
2009年3月21日(土) 01:34 [ 日記 ]
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