”いさお(勲)なき”とは、あるがままという意味です。できたら、束縛をされず、解放された想いを、時々つづっていけたらといいなぁと想います。あるがままに・・・

人があるがままに生きられるように、へいわ、じんけん、日々の暮らしにも、ささやかですが目配りしてゆきたいものです。

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フジ子・ヘミングの言葉          −灰は鳥のさえずる森に−  [2007年07月13日(金)]


フジ子・ヘミングの言葉   −灰は鳥のさえずる森に−

 死は誰にも突然おそうかも。誰も自分の最後はどんな
風か考えるだろう。ビルの上から飛び降り自殺をするツ
ムジマガリをのぞけば誰もが死をお それている。私もお
それているから道ばたで坐り込んでいる乞食や行き場の
ない動物たちや飢えている人種たちにせっせと助けをあ
たえて、へんな死に方をしな い様、神に祈りつづけている。
聖書にはいたるところに”おそるるなかれ”としるしてある。
神のおきて”殺すなかれ”と”汝のとなりを愛せよ”を日常ま
もっ ていれば神はまもって下さると信じている。

 死ぬ時はおせっかいやきの人間どもにいてもらいたくな
い。猫と犬だけにいてもらいたい。灰は鳥のさえずるヨーロ
ッパの森に、天国に行ったらすべての動物たちとふかい森
に住んで人間とはたまにだけ逢う事にしたい。

 人間は誰も少しずつ狂っていると思う。ピントのはずれた
同士で、戦争はたえる事もなく罪のない人々が残酷に殺さ
れて悲劇はたえる事ない。宗教のせいと人はよく云うけれ
ど”殺せ”などと云うのは宗教ではない。狂っているだけだ。

”おのれの如く汝のとなりを愛せよ”と”殺すなかれ”の二つ
だけをまもっていれば良いのになぜ人々はそれさえやれな
いのであろうか。

フジ子・ヘミング著 「灰は鳥のさえずる森に」 
文芸春秋2005年1月号 文芸春秋社
Posted at 12:00 | 日記
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