大人のインテリア一考

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時を忘れるライティング [2008年01月28日(月)]
こんにちは、『ONESELF』編集長の辻井です。

私たちが発行している大人のためのインテリアスタイル誌『ONESELF』の最新号ができました。表紙はこのような黄色っぽい表紙に仕上げました。



今回は照明について考えてみました。
その名も「時を忘れるライティング」特集です。

皆様は、リラックスして読書したり、または友人と会話が弾み、「あら、もうこんな時間だわ」と思わぬスピードで時が過ぎ去ってしまった経験があったかと思います。

それは、読んでいた本が楽しかったり、会話する方が親しい友人知人だったことも大きいかと思いますが、実は、インテリアを含めたまわりの環境も影響しているのです。

ということで、空間の雰囲気を決める照明にフォーカスしたのが今回の特集です。

前回書いた睡眠のお話の中でも触れましたが、あかりがない時代、人は朝日とともに起き、日没とともに寝ていました。しかし、火を使うようになってから、食料の加工や暖を取るだけでなく、夜の暗さを解消するためにも火は使われていました。あかりを見てほっとするのは、そんな祖先からのDNAによるものかもしれません。


今回の特集では照明の歴史と、様々なシチュエーションにあわせた照明テクニックを紹介しておりますので、是非弊誌ONESELF最新号を見ていただきたいのですが、せっかくなので照明でどんなことができるのか、快適な暮らしをおくる照明効果とテクニックを2つだけですが、このブログでこっそり紹介します。

それは、
「部屋を広く見せることができる」

「目立たせたいものを目立たせて、見せたくないものを隠すことができる」
ことです。

光は明暗(強弱でもいいですが)をつけるとメリハリが出ます。闇雲に明暗をつけるのではなく、ある法則にしたがうとより効果的です(これについてはONESELF最新号に書いております)。部屋を広く感じさせることができる簡単なテクニックとして、壁に向けて照明をつけることで部屋に奥行きが出ます。

部屋の明暗をつけたあとは、配光によるテクニックで、見せたくないものを目立たせないようにしましょう。人間は明るいところに自然と目が行き、暗いところは目に入らなくなります。そこに目立たせたくないもの、例えばゴミ箱などは暗いところに置くと効果的です。本当に目立たなくなりますよ。

この2点を行うだけで、ゆっくり読書やワイン、または知人を招いてパーティーでの会話を楽しむ空間を演出できるかと思います。

このブログで書いたもの以外の照明テクニックと効果は、弊誌『ONESELF』の最新号で紹介しておりますので、お目を通していただけると嬉しく思います。非売品の雑誌ですので、書店にはありません。コチラで入手できますので、よかったらぜひご一読ください。

美容にもダイエットにも大敵。睡眠のお話 [2008年01月22日(火)]
こんにちは。『ONESELF』編集長の辻井です。

日々の生活の中で、「睡眠」は食事と同じく必ずとらなければならないものの一つです。
睡眠をとることで人は脳と体をリセットしますが、睡眠を取らないとどうなるのでしょうか。

お肌が荒れるのはもちろん、食欲を抑制するホルモンバランスが崩れ、過食傾向になります。つまり食欲が止まらなくなるのです。睡眠不足は美容だけでなくダイエットにも大敵なのです。


ということで、今回はぐっすり眠れるベッドの話をしたいと思います。




まずは睡眠についておさらいです。
疲れを取るために、睡眠時間をやみくもに増やせばいいのでしょうか。

答えはNO。



短い睡眠でも質の高い睡眠を取ることで、疲れをとることができます。
心と体をリラックスさせるためにも、寝る前の準備をすることも大切です。

例えば、お風呂に入り、ゆっくり体を温めるのも重要ですし、アロマでリラックスするのも効果的です。



インテリアの側面から考えると、寝る前は蛍光灯の使用を避け、白熱色の照明やキャンドルを使い、部屋全体の照度を落とした空間にしばらくいたほうがぐっすり眠りにつくことができます。

これは我々の体内に備わっている体内時計によるもの。朝日とともに起き、日没とともに寝るという、人類が太古から日の光を頼りに暮らしてきたDNAによるものです。




次に重要なのはベッドのマットレスです。(布団も効果的ですが、今度詳しく説明します。)
体圧分散しているほうがいいのですが、人が感じる寝心地と必ずしも一致はしません。
体型や重さ、寝心地の好みによって、ポケットコイルスプリング(バネのことです)、ウレタン(スポンジです)、ウォーターベッド(水が入っているもの)と大きく分かれます。


中でもいいのはコイルスプリングです。
上記3つの中でも一番へたりにくく、通気性にも優れます。
体を細かい点で支えるので、寝心地のいいものが多いのです。

これがコイルスプリングです。




同じスプリングでもボンネルスプリングという安価なマットレスもありますが、これは「点」ではなく「面」で支える構造となっておりますので、体の重い部分である腰を中心に全体的に沈み込み、背中や腰を痛める恐れがあります。あくまで「点」で支えるコイルスプリングがお薦めです。



欧米からの輸入ベッドが市場では好調のようですが、実は日本製でもいいものがあります。
半世紀近くベッドを作っている岡山県の工房なんですが、とにかくすごい品質なので、こちらの編集部おすすめ商品で取り上げさせていただきました。



現在はWeb限定で2回目の連載として紹介しておりますが、いずれONESELFの誌面でも取り上げていこうと思っています。



なにがすごいのかというと、寝心地。とにかく気持ちいい。
次にすごいのは細部にわたる細かい仕事。生地もいいし、バネの耐久性もありそうです。



「いかに気持ちよく眠っていただけるか」
この答えを見出すべくユーザーの声を集め、コツコツと手作りでベッドを作り続ける職人技が光っていました。


あとは枕と寝具です。
高さの合った枕と、肌触りのいいベッドリネンも大変重要です。



今日はちょっと長かったですが、いかがでしたでしょうか。
極端な話、寝具は人生の1/3は密着しているものなので、快適なものであるべきです。
気持ちのいい朝を迎えるために、ベッド選びは妥協せず、納得したものを見つけてくださいね。

オークウッドでのパーティーに行ってきました [2008年01月14日(月)]
こんにちは。『ONESELF』編集長の辻井です。

先日、知り合いから高級サービスアパートメント『オークウッド』で開催されるパーティーに誘われ、参加してきました。


ということで今回は、オークウッドのインテリアについて紹介します。

オークウッドとはアメリカに拠点を置き、世界的に展開している中長期滞在型のサービスアパートメント。
最近では東京・六本木にある東京ミッドタウンの敷地内に、「オークウッドプレミア東京ミッドタウン」ができたことでも記憶に新しいですね。


ホテルのように、フロント、コンシェルジュ、プール、フィットネスジム、ハウスキーピングなどのサービスがありますが、ホテルと違うのは、自炊ができるキッチンやダイニングがきちんと設備されています。


自宅でくつろいでいるかのような心地よさと最高のサービスが特徴、と謳っているだけあって、部屋やフロントの雰囲気はまさに高級ホテル。ひと月約100〜250万円程度の家賃というのも頷けます。


今回は六本木ティーキューブ内にあるオークウッドがパーティー会場。
地下鉄直結で、セキュリティードアの奥はいきなりホテルのようなエレベーター。これで2回ほどエレベーターを経由して、26階まで上がります。



今回の会場は、26階のあるお部屋。
部屋全体の敷地面積は、150平米はあるのでは、と思わせるくらい広いスペースです。
まずはベッドルームを紹介します。日本に赴任した外資系企業の外国人が部屋を借りるケースも多いらしく、カリフォルニアキングという大きいベッドが特徴です。窓から見える六本木ヒルズなどの夜景がきれいです。



こちらはゲスト専用のベッドルーム。
招かれたゲストも満足して床につきそうです。


こちらはリビング。
海外製造のソファなのでしょうか。かなり座り心地のいいソファと間接照明がしつらえており、招いたゲストとの会話も弾みそうです。


こちらはダイニング。
夜景を見ながら取る食事は、より一層おいしく感じることができそうですね。
写真の背面にはキッチンや冷蔵庫があります。


いかがでしたでしょうか。
場所や雰囲気は違えど、いい空間の中でリラックスしたり、食事や会話を楽しむという目的は皆様も同じかと思います。

ぜひお気に入りのインテリアとともに素晴らしい空間を作り上げ、充実した毎日を送っていただきたいと思います。

インテリアとしての絵について [2008年01月14日(月)]
こんにちは。『ONESELF』編集長の辻井です。

先日、東京・代官山にあるアートショップ、『アートアップデコ』さんに伺ってきました。


実はONESELFの表紙に掲載している絵は、このショップさんの絵を撮影していたのです。
ということで、今日はインテリアに使える絵について考えてみたいと思います。


まずはアートアップさんの店内を紹介します。なんだか海外のアートショップのような素敵な雰囲気ですね。



絵を飾った空間というと、美術館にあるような絵と、重厚なクラシック家具という組み合わせが一般的だったかと思いますが、アートアップさんで紹介している絵はクラシックな空間はもちろん、お店のようなモダンな空間にも合う絵を扱っております。


同じ絵を飾っていても、部屋の広さや照明の当て方、壁の色や床の色、家具の色や、お花などの置物で、部屋の印象は何万通り(それ以上かも?)になります。


家の中にあるもの中で、絵は一度飾ったらそうは動かさないものの一つかと思いますので、
飽きが来ないよう奇抜すぎる絵は避けたほうが、個人的には長く楽しめるのではないかと思います。


あとは飾る場所ですね。
家の中で飾る場合、壁か棚の上が一般的かと思います。
広すぎる壁や、目線を集中させたい場所(集中させたくない場所から遠ざけた場所)などに飾るのは効果的かと思います。


一つの絵の好き嫌いだけを考えるのではなく、その絵を飾った空間というものを意識されると、お店で見た雰囲気と家で飾った時の違和感はさほどなくなるのではないでしょうか。


参考になりましたでしょうか?
さて、次号のONESELFの表紙を飾る絵はどれがぴったりかな……?



プロフィール
プロフィール
『ONESELF』編集長
国内外の家具ショップや工場などの現場を歩き回るインテリア家具専門誌の記者時代を経て、フリーマガジン『ONESELF』の編集長に就任。「大人のための上質な家具インテリアマガジン」を目指す『ONESELF』には「本来の自分自身を取り戻そう」との想いが込められている。現在、都内インテリアショップや空港ラウンジなどで配布中。
撮影:松本正和
http://www.cafeblo.com/interior/index1_0.rdf