大人のインテリア一考

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小江戸めぐり [2007年10月03日(水)]
こんにちは。
『ONESELF』編集長の辻井です。


先日、千葉県の佐原という所に行ってきました。

佐原は、日本で初めて実測による全国を地図を作った伊能忠敬の旧宅があり、また小野川沿岸の地域は、重要伝統的建造物群保存地区として国に選定されている場所でもあります。

今回は、小江戸を感じる佐原の町と、伊能忠敬の旧宅、そして100年以上前に建造された家などを紹介したいと思います。


小野川という小さな川沿いには、このような趣のある石畳の道が500メートルほど続きます。右側に見えるのは伊能忠敬の旧宅です。



ここが伊能忠敬の旧宅入口。
木製の渋い入口が目を引きます。



伊能忠敬が17歳で伊能家に婿養子に入り、主な家業である酒造業を営んだ家です。江戸時代当時から比べると家の規模が若干縮小しているようですが、それでもかなり広く感じました。店舗、正門、炊事場、書院、土蔵で構成され、商売を行った店舗は当時を彷彿させる和の照明がなんともいえません。



木造の家に、障子と畳。最近の家では見られなくなった部屋のつくりですね。皆さんなら、この空間をどのようなインテリアに仕上げるのでしょうか。和テイストのタンスはもちろん合いますが、クラシックテイストのキャビネットがあっても面白いかも? と個人的には思ってしまいました。

この地域で最も古い建物がこちらです。天保3年(1832)に建築された正上醤油の製造を始め、現代でなんと9代目。佃煮も製造していました。江戸時代の店構えを持つ数少ないお店のようです。



木造の家ばかりが多い佐原で、一際目立っていたのが大正3年(1914)に建築された三菱館。イギリスより輸入したレンガの美しい色が印象的でした。中はギャラリースペースとなっておりましたが、洋館らしい内装でした。



いかがでしたでしょうか? 今回紹介した建物は、どれも素晴らしいものばかりでしたが、まず外側から考えず、好きなインテリアに合う家を作るという内側からの発想をしてみてもいいのでは? と思う今日このごろでした

プロフィール
プロフィール
『ONESELF』編集長
国内外の家具ショップや工場などの現場を歩き回るインテリア家具専門誌の記者時代を経て、フリーマガジン『ONESELF』の編集長に就任。「大人のための上質な家具インテリアマガジン」を目指す『ONESELF』には「本来の自分自身を取り戻そう」との想いが込められている。現在、都内インテリアショップや空港ラウンジなどで配布中。
撮影:松本正和
http://www.cafeblo.com/interior/index1_0.rdf