大人のインテリア一考

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アクタスのパーティに参加 [2007年11月14日(水)]
こんにちは。
『ONESELF』編集長の辻井です。

弊誌入手先の1つ、インテリアショップの『アクタス』が、表参道のスパイラルビルでパーティを行い、私も参加してきました。

同店が扱う家具ランド『Molteni&C(モルテーニ・アンド・シー)』のコレクションのお披露目ですが、会場はこのような緑を基調とした空間デザインでした。静寂な白い箱に無数の色とりどりの透明のカーテンが降り注ぐ、幻想的な都会の中の森を表現したそうです。



モルテーニは1932年に創設されたイタリアの家具ブランドです。建築家やデザイナーとしては世界でもレベルの高いアルド・ロッシ、ジャン・ヌーヴェル、パトリシア・ウルキオラなどを起用し、シンプルで美しい家具が各国から評価を得ています。

とにかく人が多すぎて、まともに商品を撮影できたのはこのベッド。「居心地のいい場所でのくつろぎ」をコンセプトとしたWaveというベッドです。厚みのあるヘッドボードの角度を変えることができ、読書やテレビ観賞など眠るだけの場所ではないことを提案していました。デザインが美しいです。


今日もまた素晴らしい家具に出会えて、幸せなひと時を過ごしました。

日本人のDNAに響く新しいインテリアアート [2007年09月26日(水)]
こんにちは。『ONESELF』編集長の辻井です。

素敵な家具を揃えているにも関わらず、アートはほとんど手付かずという住まいが日本には多いですね。

シンプルでモダンな空間の流行が長く続いていて、部屋には極力、何もおかないというテイストを多くの日本人が好んでいるということもあるでしょう。もしくは、アートはなんとなく難しいし分からないというイメージもあるのかもしれません。

欧米では自分のアイデンティティを表現する為に、部屋には必ずと言ってよいほどアートがあります。それは特に価格が高いものということではなく、自分の美意識を表現できるものが採用されます。自分の部屋や空間をより自分らしく表現する手段のひとつがアートなんですね。

そんな中、ONESELF編集部では、なるべく取り入れやすく、現在の住まいの環境にも合わせやすい面白いインテリアアートを見つけました。それが「キャレモジ」です。







書家の方が書いた文字にモダンなフレームを組み合わせて作るインテリアアートなんですが、自分の好きな文字をオーダーする事もできるし、英語も可能とのこと。

先日、ショールームに行って作品を見てきましたが、書の墨の匂いもかすかに感じ、なぜか落ち着く作品ばかりです。書道というところで、日本人のDNAに響き、安心するのではないかと思います。

日本メイドのものが海外でも評価されている昨今、このようなアートも世界で受けそうですね。また、モダンな空間に「和」のテイストを入れる傾向が日本の住まいでも多くなっているので、流行りそうな気配がします。

身近にアートを取り入れて心の豊かさを育む季節でもあります。今秋はこのようなインテリアアートにチャレンジするのもいいですね。

黒船来航時のインテリアとは? [2007年08月08日(水)]
こんにちは、『ONESELF』編集長の辻井です。


先日、横浜へ出かけた際、山手地区の古い洋館に行ってきました。この山手地区は、外国人居留地として広く知られています。黒船来航といわれた時代に建設された洋館がたくさんあったのですが、ほとんどが関東大震災で失われました。

残念ながら震災以降に建造された洋館がほとんどですが、山手地区にある7つの洋館のうちの2つに行ってきたのです。

1つ目は山手111番館。大正15年に建造されたものでダイニングルームはこんな感じです。


ここにある家具は復元されたものですが、かなり古い時代に作られたものでした。建物の外観のデザインモチーフでもあるスパニッシュスタイルが印象的な椅子ですね。

当時の横浜は多くの外国人が居留したため、日本の家具文化にはなじみのなかった椅子を製造しなければならなかったのです。しかし家具作りの職人はいないため、宮大工や馬具、建具職人が、外国人からもらった椅子を分解して、見よう見真似で作り、西洋家具作りの技術を高めました。

この地で洋家具のお店やメーカーが多いのは、このような歴史があるためなのです。


さて、次に訪れたのはイギリス館。ここの階には見事なベッドルームがありました。こんな感じです。


ここは昭和12年、英国総領事公邸として建てられました。山手111番館と同じく、外国人のための洋館という内装と家具デザインでした。

皆様も横浜にお出かけの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
横浜家具は一見の価値ありです。

旭川のクラフト家具 [2007年07月09日(月)]
こんにちは。
『ONESELF』編集長の辻井です。


今日は家具の産地の話をしたいと思います。


様々な産業には「産地」がありますが、家具にもそれぞれ特色を持った産地があります。その家具産地の一つが、北海道・旭川。

旭川で作られる家具は、一枚板を使った無垢材の家具が多く見られます。その無垢材の種類としては、さすがに北海道産の木材は少ないですが、ミズナラ、ウォールナット、チェリー材があり、心と魂をこめた職人の手仕事により新たな命を吹き込まれ、家具として長年使われていくのです。

そのように出来上がった家具を見ていると、なんかほっとしてしまいます。




また、旭川では家具だけでなく、このような小物も作られています。




家具は大きい買い物なので、自分の好きなスタイルや理想のシーン作りに合わせて慎重に買う必要がありますが、写真のような器でまずは素材感を愉しむというのもアリですね。


今後何かインテリアを買う際には、そのモノが生み出される背景を想像しながら商品を選定すると面白いかもしれません。ストーリーのあるインテリアは手放せなくなりますよ〜。


このようにクラフトマンシップのあるインテリアは、ちょっと贅沢な気分にさせてくれます。

プロフィール
プロフィール
『ONESELF』編集長
国内外の家具ショップや工場などの現場を歩き回るインテリア家具専門誌の記者時代を経て、フリーマガジン『ONESELF』の編集長に就任。「大人のための上質な家具インテリアマガジン」を目指す『ONESELF』には「本来の自分自身を取り戻そう」との想いが込められている。現在、都内インテリアショップや空港ラウンジなどで配布中。
撮影:松本正和
http://www.cafeblo.com/interior/index1_0.rdf