大人のインテリア一考

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リゾートインテリアに触れました [2007年12月12日(水)]
こんにちは。『ONESELF』編集長の辻井です。

先日、籐家具メーカーの『風間(kazama)』に伺ってきました。ということで、本日は籐家具にフォーカスしてみます。

『風間』さんは、80数年、横浜で家具文化を育ててきた家具メーカーです。もともと横浜は、1853年ペリー来航時に外国人向けの衣服、食事、建築物が発達してきました。外国人向けの「家具」も横浜文化を支えたもののひとつといえそうです。

横浜中華街から徒歩5分程度に「海の見える丘公園」というのがありますが、そこにある横浜市認定歴史的建造物のエリスマン邸や、ブラフ18番館などに入っている籐家具は、この風間さんが復刻したものです。皆様も見られた方はいらっしゃるのではないでしょうか?

家具の種類は沢山ありますが、中でも籐家具は外国人の評価が高い家具のひとつです。ヨーロッパがアジアを植民地としてしたいた時代に発達し、王宮のダイニングで使用されるなど、昔から高級な家具として使っていた歴史があるからです、と風間さんは説明します。

また、18世紀、19世紀のほとんどの豪華客船のダイニングには籐家具が使用されており、タイタニックにも使われていたと風間さんは続けます。確かに、映画「タイタニック」のシーンでもダイニングは籐家具でした。皆さんはお気づきになりましたでしょうか?

ショールームには沢山の籐家具がありました。同じ素材なのに、クラッシクイタイプから、洗練されたモダンデザインまで表情が異なります。





リゾートを感じさせる素晴らしいデザインですね。角を鋭角に編む技術、裏側の仕上げなど、完成度が高い風間さんの籐家具は、個人的にはトップクラスだと思います。

籐自体は木に巻きつくもので、ほっておくと木をだめにしてしまいます。人とお金を使って、燃やしてCO2を出すより、家具として使用するのは素晴らしいことですね。しかも、作るのは手作業(手編み)なので、生み出すエネルギーも最小限。人にも地球にも優しい家具のひとつ。まさに今の時代にうってつけと言えるのではないでしょうか。

ちなみに、風間さんの使用している籐は何種類もありますが、最高級の籐を見せてもらいました。それが写真の「ゴールドセガ」です。いい素材を選定し、パームオイルで煮たものが写真の左側、普通の籐を水で煮たものが右側です。光沢と美しさがまるで違います。



いかがでしたでしょうか? 籐家具を使ったリゾートインテリアもなかなか魅力的ですね。様々な素材、様々なテイストやデザインの家具インテイアはまだまだありますので、色々イメージしてみてくださいね。
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プロフィール
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『ONESELF』編集長
国内外の家具ショップや工場などの現場を歩き回るインテリア家具専門誌の記者時代を経て、フリーマガジン『ONESELF』の編集長に就任。「大人のための上質な家具インテリアマガジン」を目指す『ONESELF』には「本来の自分自身を取り戻そう」との想いが込められている。現在、都内インテリアショップや空港ラウンジなどで配布中。
撮影:松本正和
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