学習塾講師の母・くみこの突然のがん宣告(正確には悪性リンパ腫)。
職場と塾と母宅と病院をうろうろする娘・みちこが書く、母・くみこの病状記録。
応援よろしく頼みまっせー。

母・くみこ(患者本人)と母のだんな・あけ氏も更新します。
コメントがんがん入れて下さいな。

あけ氏のブログ「どこか違う時の流れの中で」もよろしく。
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血糖値高し。やばっ!(くみこ) [2007年10月31日(水)]
若い頃から私は大食いである。普通の人の2.5倍くらい食べる。でも糖尿持ちだから太らないのさ〜、なんて言ってたら、中年になってからやばくなってきた。でも毎月ちゃんと血糖値や尿糖値をはかって管理してるから大丈夫〜、と結構好きなようにやっていた。

糖尿病震源地である父は、一切の節制をせずに80過ぎまでやりたい放題で元気にやっていた。兄は不摂生がたたって早々と糖尿病性網膜症を何度かやって、今は腎不全で透析中である。私はうまく付き合っていけてると思っていたが、抗ガン剤は血糖値が上昇する。これからはもっと管理しなければいけません、と叱られたけど、だってー、お腹すくし〜、体重減りまくりだっしぃ〜、ちっとくらいいいじゃん。

しかし、372(正常値200以下)になったら「これじゃがんセンターの先生に会わせる顔がない!脳にガン細胞が入って訳が分からないことを言い出したらどうするんですっ!じゃがいもにベーコンにバター?パンを3枚?ジャムまで?!」とこっぴどくNせんせーに叱られて今日から低カロリー。ふえ〜ん、お腹空いたよう。ご飯食べたいよう。シフォンケーキが冷蔵庫に入ってるんだよう、と泣いても、今まで「食べられるのは良いことだよ、どんどん食べなさい」なんて言ってたダンナも娘も、「医者がそう言うんなら、従うしかないでしょ」と私の敵になりやがんの。せっかく副作用がなく吐き気もないのに。パンフレットにも、「食欲が無くなるので、時間にとらわれず食べられるときに食べましょう」って書いてあるじゃん?あ、食欲が無くならないから駄目ってか?

早く一週間無理矢理にでも血糖値下げて、ケーキ食べまくるぞぉ。メシは「日本昔話盛り」でいくぜい。CTに内臓脂肪がこってり写ったらまた考えよう。
Posted at 23:19 | この記事のURL
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テスト(みちこ) [2007年10月30日(火)]
画像サイズ小さい方でupし直しました。
画面がでかいと、文が横にひろがって読みづらい気がしたので。
独断ごめんあそばせ。


色と明るさも再度補正してみた。

変更前↓



変更後↓



まだらにならないよう気をつけたんだけど、なかなかうまくいきませんなあ。
なんかぼやけた感じな気がする。私の技術じゃこれが限界ざんす。

いかがでしょう?
Posted at 13:32 | この記事のURL
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今日は歯医者など(くみこ) [2007年10月30日(火)]
午前中は糖尿病の管理をお願いしているN医院、午後は口腔ケアのK歯科医院に行くはずだったが、かったるくって午後のみ。状態良好との事。郵便局へ廻って不在配達になっていた友達からの郵便を受け取る。ヨーカドーへ行ってエクステ購入。帰りに近所のスーパーで買い物。元々人混みや買い物が苦手なのだが、この2時間でアヘアヘ。帰宅してダウン。やっぱ疲れやすいのかも。イヤ、前からこの程度だったかな?

髪が抜けるのも、口の中がビリビリするのも、抗ガン剤は細胞分裂を活発にしているところを攻撃するので、やむを得ないらしい。指先がしびれるのもそうなのかな?ひどいヒトはペンも持てなくなるそうだから、ここでも私はかなり元気です。

頭髪、眉毛の脱毛は目立つけど、まつげや指の毛もいつのまにか抜けていた。でもまだつるっぱげにはなっておらず、ほやほやそよいでいい気持ち。キャップもウィッグもうっとうしくて、つい坊主頭のまま洗濯物を取り込みに出たりして、「やばっ!!」と家に駆け込んだりしている。ご近所に皆さんには刺激が強そうだから。でも、運転中とか、ぼんやり歩いているじーさんなんかの目前でかつらを外して見せて脅かしてやりたい誘惑に駆られる(運転中はやったよん)

少し胸焼け程度のむかつきはあるけど、何かつまみ食いをすると忘れる。そういえば、つわりの時もそうだった。食べていれば具合がいいので、食べまくって周りから「胃拡張じゃないか」と心配されたら妊娠していた(笑)タフな私の胃腸に感謝である。

今日読んだエッセイに「11年前に父親が悪性リンパ腫の4期とわかって、2ヶ月のうちに亡くなってしまった」とあった。11年後の私はこんなに元気である。医学の進歩って、ありがたいなぁ。友人たちからのお見舞いも本当に有り難い。私の喜ぶ物がどうしてこんなに分かるのだろう。こんなにして貰えるほど、私は良い友人ではなかったのに。うんと長生きして、みんなに恩返しをしなくては。

病気をしなければ、なんにも気付かずに、だらだら馬齢を重ねて意地悪な老婆になるところだった。自分にとっても周りにとっても、事故や突然死に比べれば、この病気はいいもんだと思う。かつらでふざけたり、堂々と家事を怠けたり、眉を描くのがうまくなったりとお楽しみも事欠かない。ガン細胞も、ほどほどにしていてくれれば共存してもいいのに、と思う。私の細胞なんだしね。
Posted at 01:44 | この記事のURL
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治療二度目(あけ) [2007年10月26日(金)]
かみさん、二度目の抗がん剤治療のため、一泊入院した。一度目の抗がん剤と違う種類の
抗がん剤を使うため大事をとるためのもの。この次からは通院で済むから安心だ。
今回のくすりはリツキシマブの名をもつやつ。副作用が少なくがんだけを叩いてくれるそ
うだ。期待してるぞ、リツキシマブ!!。
かあちゃん、家のことは気にしないで、ゆっくり体を休めてきな。明日迎えに行くよー。
Posted at 19:45 | この記事のURL
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リツキサン完了(くみこ) [2007年10月26日(金)]
はじめは少しずつはじめた利付きさん、じゃなくてリツキサン、副作用もアレルギー症状も無いのでハイスピード(200ml/h)で点滴して、5時間半で終わりました。半分投与が終わった頃、喉の奥が痒くなってきた。「来たか?!」と思いました。

私は桜海老へのアレルギーがあって、目をつぶって食べても喉を通るとき痒くなるので分かるのです。ナースに聞いたら、粘膜に蕁麻疹ができるためですって。このリツキサンも、ほとんどの人が喉に違和感が出る程度で、ショックを起こす人はほとんどいない由。ネットで手記を読むのも、いらん情報を仕入れて過剰に心配してしまう弊害、無きにしも非ずですね。

結局その程度で無事終了、明日はご本家抗がん剤の点滴です。今回は初めてのリツキサンなので一泊入院でしたが、次からはガンガン入れるので日帰りでできるそう。食欲もあり、便通もよく、「理想的な治療経過ですね」とほめらりちった。

首筋のリンパ節はかなり小さくなったし、咳が出なくなったという事は肺の腫瘍も同様であると考えられる。「でもセンセーお腹にある大きいのはどうでしょう?腹が出てるのは他の原因ですかね?」「いや、やはり手で触れますからまだありますね」「マジすか?私でもわかりますか?」池田ドクターではない(ゴメン、お名前を忘れました。明日確認します)ドクターは私の手を取って腹部右側を押させてくれる。確かに硬いものが右側にはある。こいつか!!

明日は抗がん剤with副作用である。回を重ねるたびに副作用が強くなる事が多いそうなので、ちょっち心配。とはいえ、この元気なので普通の人より楽に越えそうなのは確実である。
病院にデジカメ持ち込んだので、「いっかにっも抗がん剤!」という真っ赤な薬を撮るつもり。
で、撮ったのがこれ。鏡の中でデジカメ構えているのがOドクター(若いぜ20代)。この真っ赤っかの抗ガン剤の他に4種の抗ガン剤と副作用を抑える薬、アレルギーを抑える薬など全8種の薬のカクテルを点滴した。



やっぱ画像が欲しいよね。みんな、私の坊主の写真、見たい?今はそれも抜けて坊主と言うよりハゲである。娘と、ゴルフしている人形と旗を頭に乗せてゴルフ場ジオラマ(?)作ろうと相談していたのに、これでは計画を変更せねばなるまい。
Posted at 19:18 | この記事のURL
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頼むぞ、リツキサン(くみこ) [2007年10月25日(木)]
病室が空いたので、明日26日また一泊入院して今度はリツキサン投与である。リツキサンとは、再三名前が出たリツキシマブの商品名である。

リツキサンとはモノクロナール抗体で、ガン化したBリンパ球の表面にある特殊なタンパク質と結びつくため、健康な細胞に影響を与えずガン化したものだけを攻撃するので、副作用も少なく患者の負担も軽くなるという、つお〜い味方なのだ。(by 病院でもらったパンフレット)

今朝の朝日新聞の「ガン治療の今」の記事にも『リツキサンという薬が承認されたことで、治療成績が上がりました』との事である。承認されたことでもっと有り難いのは、健康保険の対象になったことである。ほんの数年前は未承認だったため、自費診療で全額自己負担だったそうだ。「今は保険が利きますから、一回12万で済みますよ」ってことは、前は一回40万かいっ!!目の前が暗くなる、サントワマミーな金額である。しかも高額医療助成制度で、いくらか戻ってくるらしい。

で、このリツキサンであるが、牛の脾臓だかねずみのタンパク質だか(どっちだ?両方か?)から作ったので、人によっては拒絶反応、アナフィラキシーショックを起こす場合があるんだって。だから慎重に、時間をかけて入院して点滴をするんだって。入院していれば、痙攣しようが血圧が下がろうが泡を吹こうが、私はじっと泡を吹いていればいいので、対処しなければならないのはドクターやナースだから安心である。何度も言うようだが、ありがたやありがたや…

ビル・ゲイツでなくて残念だったが、行き倒れて頭から血を出してるじいさんを交番や医者に車で運び、その後もヘルパーの手配や弁当差し入れなど余計な世話を焼いたことがある。チャリでころんで怪我をして歩けなくなった中学生を家まで送ってやったこともある。その善行の報いかも(いや、その何倍も悪行を重ねているべ?!)

Posted at 15:07 | この記事のURL
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ランキング(みちこ) [2007年10月24日(水)]
今回の記事は母の病状とはまったく関係ありませぬ。

某かすみ通信さまに掲載して頂いたおかげか、昨日・今日とアクセス数が急上昇である。そのせいか、いきなりランキングトップ20に入ってしまった。

開設2週間にして18位!!(10月24日現在)


何事!?

ランキングに名前が載るなんて、きっと最初で最後だろうから記念に見ておいて下さい。ランキングはこちら


しかも、「くみこにっき」でググったら一番上に出てきたよ。すげーな、Google。なんだか怖いよ、あたしゃ。



次回の抗がん剤投与は今週末になりそうです。

Posted at 23:51 | この記事のURL
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医師団(みちこ) [2007年10月23日(火)]
母・くみこ本人も書いているが、本当に多くの人に支えられていると思う。

病状はがんセンターの池田医師がインフォームドコンセントのもと進め、がん専門のクリニックに勤務している兄・ヒデアキのサポートもあり、母の口内の健康はK歯科医が、母のもともとの持病である糖尿病はN医師がそれぞれ管理してくれ、塾は私が、自宅での生活と犬の管理はあけ氏が、話し相手と癒し効果(?)には犬のマーチとアイちゃんが、全員それぞれが適材適所で母・くみこをサポートしている。私設医師団のようである。

余命1年未満と聞いた時には本当に私の命も縮まる思いだったが、こうしてブログを読んで下さる方がいて、コメントで元気づけて下さる方がいて、そして私の職場のボスも理解のある方で勤務時間を融通して下さり、同僚も気遣ってくれ、大変ありがたい事だとしみじみ思う。

まだ治療は始まったばかりだが、幸い本人も元気で前向きに治療しているし、家族の結束も強まったし、この調子でびしばしガン細胞をやっつけて、快方に向かえばよいなあ。ついでに塾の生徒の成績もあがるといいなあ。さらに私の肩こり・腰痛もよくなるといいなあ。そして道端にお腹をすかせて倒れている老人がいて、助けたら実はビル・ゲイツで、お礼に巨額の小切手を振り出してくれたらもっといいなあ。


注:ビル・ゲイツは老人ではありません
Posted at 12:20 | この記事のURL
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口腔ケア(くみこ) [2007年10月23日(火)]
抗ガン剤の副作用で吐き気と共に恐れていたのが口内炎である。話に寄れば、いくつも大きいのができて話すことも、食事もできなくなると。副作用についての小冊子にも、熱いものはさましてから、とかとろみをつけて飲み込みやすく、なんて注意が書いてあるし、食欲が無い上に口内炎で何も食べられない、なんて手記も目にしたりして喋るのが商売な私はかなりびびっていた。

ドクターに口内炎対策を尋ねると、「口中を清潔に保つことです。口内炎とは、菌によるものですから、たとえ噛んだりして傷があっても清潔で菌が無ければ口内炎にはならないんです」とのこと。

歯医者通いはプロ級(?)のみちこも、「口内炎は菌が原因だから、たとえできちゃっても痛いのをこらえて口内炎の表面を歯ブラシで軽くこすって菌を落とせば早く治る、って歯医者さんに聞いた」そうな。

点滴してから4日間錠剤の抗ガン剤を飲んでいる間に、これこそ口内炎の兆しでは!?と思うほど舌や口の中がビリビリし始めた。ちょうど知覚過敏でかかりつけのK歯科医に通院中だったので、悪性リンパ腫で抗ガン剤治療を始めたことなど話し、口内炎が怖いんです、と相談すると、やはり「口内炎は口中の清潔を保つことが重要で、もともと人間の口の中には常在菌がたくさんあるのですが、免疫力が落ちると普段は何でもないこれらの菌が暴れ出すんです。口内炎だけでなく、歯茎や身体全体にも色々問題が出てくる可能性があります。本人が気をつけるのは勿論ですが、やりきれないのも無理からぬことなので、うちで口の中の事は管理してあげましょう」と言って下さった。「では私の口腔ケアはすべてお任せします」と定期的に通って歯医者さんに歯を磨いて貰う贅沢をすることになった。

私専用の歯ブラシ、歯間ブラシを揃えてくれ、全体のレントゲン写真を撮り、歯磨き指導だけでなく口の中全部の健康管理を引き受けていただいたのである。K先生には、私が介護の仕事をしていることから関連するシンポジウムのご案内を頂いたり、誤嚥性肺炎の怖さ、寝たきり老人と口腔ケアの繋がりなど随分色々なことを教えていただくなど歯の治療だけでなく本当に御世話になっている。単に医者としての技術だけでなく、こんな風に力になってくれる医師や家族や友人、知人の「力」が本当に私の病気を治す「力」になっているのだと実感する。もったいないほどに有り難いと頭を垂れるのみ。
Posted at 00:38 | この記事のURL
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検査に行く(あけ) [2007年10月21日(日)]
朝、かみさんを助手席にがんセンターへ車を走らせた。゛かみさんが横に座ると何か緊張するんだよねー゛はとうの前になくなり、軽くアクセルを踏んだ。
センターに着くとまずは美容室に。抗がん剤の副作用で髪の毛が抜け始めたかみさん。ここですっぱり五分刈りに。横で見ていたワシは昔味わったバリカンの感触を思い出しながら、かみさんの頭の形の良さにシット。で、鬘をかぶったかみさんに変貌。゛オッ、なかなかじゃんー゛。それが済み付き添うだんなの顔して一緒に診察室に入る。(うるせえな、この電動車椅子)と思いつつ。見慣れた医師が「こんにちはー」と言い出迎えパソコンでかみさんの血液検査の結果を見ている。かみさんは゛副作用も無く食欲もむちゃくちゃある゛と話す。白血球の増やす注射し、種類の違う抗がん剤(リツキシマブ)投与のため一泊入院の手続きをす
よう言われた。今週末に入院かなー。みんなで次の山越えます。俺はいつもかみさんとがんと戦っているよ。でも、医師が、かみさん首の腫瘍を触ったところ、少し小さくなったといった。ホッ、心で万歳。

Posted at 01:11 | この記事のURL
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