学習塾講師の母・くみこの突然のがん宣告(正確には悪性リンパ腫)。
職場と塾と母宅と病院をうろうろする娘・みちこが書く、母・くみこの病状記録。
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調子に乗りすぎた?(くみこ) [2008年04月04日(金)]
免疫療法の3回目の点滴にまた横浜へ。ひであきから「今回の点滴の検査は俺がやったんだよー」とのメールが来た。なんとなく、うれしい。最近夜更かしの習慣がついてしまい、毎日眠るのが明け方になってしまっているので(ベッドに入っても眠れないんだも〜ん)点滴の間眠れるのが楽しみである。

しかし、隣のベッドで点滴を受ける女の人が看護士さん相手に延々と「あそこがこんな風に痛む、しびれる、医者も一命を取り留めたんだし、歩けない訳じゃないのだからそのくらい我慢しろ、という態度でー云々」と愚痴っていて眠れない。看護士さんも良く話を聞いて丁寧に受け答えをして、えらいなあと思ったけど、ふと、こうやって構ってもらえるのがみんなうれしいんだと思い当たった。

ホストクラブを始めとするいろんな水商売も、結局こうやってかまってもらいにみんな行くんだね。新興宗教や占いもそうだろう。

ヘルパーやっていて、一番大変なのは話を聞く事だ。下の世話や介護なんて、慣れればどうってことは無い。つらいのは介護されるお年寄り本人や、介護するその配偶者や家族の果てしない愚痴や不満を延々と聞かされる事なのです。

カウンセリングや法律相談など、相手の話を身を入れて聞く仕事はどれもかなりな額を支払うのは、それだけ神経を使う作業だからではないだろうか。なのにヘルパーは汗だくでトイレ介助に入浴介助をして、家族の悪口やお年寄りの意地悪に耐えて、しかも守秘義務があるので外に発散する事もできずに低賃金、やる人がいなくなるのも道理である。

なんて考えているうちにお隣が静かになってひと眠りできた。終わってから、クリニックに隣接したラボで仕事をしている息子の姿を二重窓になっている小さなポストボックスからのぞかせてもらった。目だけ出してすっぽり白衣で完全武装した彼が小さく手だけこちらに向かって振ってくれた。えへへーちょっとうれぴー。

帰りに、ずっと工事中だった駅ビルが完成していたのでのぞいてみる。晩のおかずに何かお惣菜でも買って行こうと思ったけど、荷物になるし高い物ばっかりだしで迷って売り場を何周かしてしまった。スーパーしか最近出かけないので、しゃれた目新しいものがたくさんあるのでついあちこち見て歩き、家に帰ったらすっかり疲れてしまっていた。

なんとか仕事を済ませ、翌日の授業の準備をしたらまた眠れなくて4時半。こんなだから9時過ぎに電話を頂いても寝起きの状態でろれつが回らないのです、すみません。

そんなわけで今日は足の具合が悪い。すんなり立ったり座ったりできず、歩くのがまたよたよたに戻ってしまった。だいぶ良くなって来たんで調子に乗りすぎたようだ。今日は早く寝ても眠れそうだ。少しずつ日本時間に戻さなければ。と、いうわけで今日はここまで。おやすみなさい。
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