先日、母とともに近所にオープンした温泉銭湯に行ってきた。
いつも私たちは車で一時間半ほどの所にある健康ランドに行っているのだが、遠くて年に数回しか行けないので、平日でも気軽に行ける近場にあればいいのにと話していたのである。安くて近い温泉もある事はあるが、21時閉館なのでなかなか仕事帰りには行けないのだ。
このたびオープンした温泉銭湯は、健康ランドほどの設備はないものの深夜2時まで営業しており、しかも私たちが健康ランドで必須項目として挙げているあかすり、マッサージもやっているというので早速行ってきたのである。
ああ、あかすりはやっぱりキモチイイ。母なんて
「ものすごいですよ。」と言われていた。「抗がん剤の治療であまりお風呂に入れなかったから・・・」と言い訳していたが、ガンになろうがなかろうが、母の入浴頻度が変わっていない事を私は知っている。きたねーな、もう
ところで今回の私の新発見は、
頭皮も皮の一部です、という事である。
当然と言えば当然なのだが、母のハゲ頭が、入浴後白くふやけてふにゃふにゃになっているのを見て、なるほどなと思った。お風呂に長く入っていると、指先がふやけてシワシワになるでしょう。
あれと同じ現象が頭で起こっているのである。
しかも母の場合、世の一般的な長い年月を経てここに到達したハゲ頭と違って一時的なにわかハゲであり、頭皮もやわらかく、微妙に産毛が生えているから余計にふやけ加減が著しい。日頃外気に晒されて鍛えられている一般的な方々は、多分こんな風にはならないだろう。
面白いけど見た目にはイマイチなので、さっさとヅラを付けてもらったのだが、なかなか興味深い発見であった。
ところで入浴後の母は、見慣れた私でもちょっとドキッとするインパクトである。白くふやけてフニャフニャになったハゲ頭に、眉毛・まつげのないスッピンで、手には生首(カツラが
絶妙に生首 に見えるのである)。平日深夜なので泣き叫ぶ子供はいなかったが、心臓の弱いおばーちゃんは昇天してしまうかもしれない。
近いのはいいけれど、職場の人に会ったらどうしよう。と、回数券を買うべきか否か懸念する今日この頃である。
とりあえず、カツラを持ってうろうろしたり、そのへんに無造作にカツラを置いておくのはやめて頂きたいと思うのである。