学習塾講師の母・くみこの突然のがん宣告(正確には悪性リンパ腫)。
職場と塾と母宅と病院をうろうろする娘・みちこが書く、母・くみこの病状記録。
応援よろしく頼みまっせー。

母・くみこ(患者本人)と母のだんな・あけ氏も更新します。
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アイデア2:福祉用具レンタル(くみこ) [2008年01月21日(月)]
介護保険ではさまざまな日常生活用具や補装具のレンタルは可能なんだけれど、障碍者には購入しかない。支給されて個人負担が無いものもあるし、全額自分で払わなければならない物もある。福祉用具はみな高く、たとえばウチで自腹で買った車椅子を電動にする装置は20万以上した。

ダンナは言語障害がひどく、初めて会う人は彼の言葉を聞き取れないため支給されたトーキングエイドは思ったほど役に立たなかったが、10万以上の品である。

そう、取り寄せてみたが思ったほど役に立たなくてほこりをかぶっている福祉用具が、結構多いのである。ヘルパーとして色々な課程に入ったが、以前使ってみたが今は邪魔者になっている物が一つ二つ、どの家にもあった。

もったいないが、仕方がない。カタログと数行の説明だけで入手するのだから。ためしにしばらくの間使ってみてから注文すればいいのに、それが出来ないからである。

そうやって「今のところ使っていない」道具をレンタルして、自分に合った道具かどうか試すことが出来ればいいのに。
車椅子も、特に子供用はすぐに小さくなって作り直すのだが、なかなか同じタイプの障碍児が近くにいないため、古いのを持て余している事が多い。訓練用の機器も同様である。

うちのポータブルトイレは、使っていた方がお亡くなりになって不要になったのを送料だけで譲っていただいた物である。ヤフオクでシャワー用の椅子を探したが、新品しかなかったし、かさばる物は送料がかかるのでできれば地元で融通できるといいと思う。
Posted at 16:39 | この記事のURL
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アイデア1:介護力(くみこ) [2008年01月21日(月)]
要介護度認定というのをご存じですか?若い方はまだ良く知らないかもしれない、介護保険の流れで、「介護欲しいかも知れない…」と思ったら市町村役場に介護認定を依頼します。

すると、しかるべき方がやってきて、色々な質問をして、その人の要介護度を判定します。一番軽い人は「要支援」今のところ1人で何とかやれているけど、日によっては腰が痛くて買い物がつらい、なんて状態の人かな。一番重い人で「要介護度5」寝たきりで、自力でトイレも食事も難しい、なんて人はこれですね。

この介護度に応じて、使えるサービスの量が決まってくる。週3回ヘルパーさんに来てもらいたい、と思っても認定が低かったら週1回はいいけど後の2回は全額自己負担で、ということになります。

その人の状態だけでなく、家族の状況も考慮されます。一人暮らしなのか、息子夫婦が同居しているのか、していても嫁が仕事を持っていて留守なのか、息子といっても70才で母親が90過ぎだとか…

私は、「介護力認定」というのもやるといいと思う。資格を持つヘルパーの中でも、頼りない人もいれば、安心して任せられる人もいるのだから、素人の介護力なんて、ピンキリだと思う。

加えて、要介護度はもっときめ細かくする。同じ入浴介助でも、80キロの巨体のじーさんもいれば、片手で(はオーバーか?)持ち上がるような小柄で軽いおばあちゃんもいる。障碍者だって、手すりにつかまって立てる人と、まるっきり寝たきりの人、さらに暴れる人もいて(ラジカセを投げつける人もいるんだぞぉ)、介護の大変さは全然違う。

介護される人、する人の組み合わせ次第では、ずえったい無理!とか、楽勝!とかかなり違うのに、それを一律に線を引くのは無理がある。

介護する人の能力に応じて「介護力10」とか、家族がいても年寄りだったりしたら「介護力3」とか、また、介護される人が体格が良かったら使える単位が加算されるとか、もっときめ細かな対応ができないだろうか。

人手がたっぷりあるなら充分に行き渡るのだろうが、予算も人手も足りない現状では「大変な人」は敬遠されている。事業所も「ヘルパーが足りないので無理」と引き受けないし、ヘルパーも同じ時給ならおとなしくて小柄な人の方が楽だから引き受けない。

もう介護の現場では介護者不足はとっくに問題になっている。老人ホームなどの施設での暮らしも悲惨なら、家でホームヘルパーを使って暮らすのも大変である。中にはひどい人もいるからね。ヘルパー資格なんて、テストも実技チェックもなく、講習に出席してれば取れるんだから当然だけど。

物でなくサービスを売るのだから、提供者に個人差があるのはやむを得ない。ならば、同質・同量のサービスを受けられるようなシステムを工夫しなければならない。今のシステムは問題だらけである!
Posted at 00:34 | この記事のURL
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