学習塾講師の母・くみこの突然のがん宣告(正確には悪性リンパ腫)。
職場と塾と母宅と病院をうろうろする娘・みちこが書く、母・くみこの病状記録。
応援よろしく頼みまっせー。

母・くみこ(患者本人)と母のだんな・あけ氏も更新します。
コメントがんがん入れて下さいな。

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医師団(みちこ) [2007年10月23日(火)]
母・くみこ本人も書いているが、本当に多くの人に支えられていると思う。

病状はがんセンターの池田医師がインフォームドコンセントのもと進め、がん専門のクリニックに勤務している兄・ヒデアキのサポートもあり、母の口内の健康はK歯科医が、母のもともとの持病である糖尿病はN医師がそれぞれ管理してくれ、塾は私が、自宅での生活と犬の管理はあけ氏が、話し相手と癒し効果(?)には犬のマーチとアイちゃんが、全員それぞれが適材適所で母・くみこをサポートしている。私設医師団のようである。

余命1年未満と聞いた時には本当に私の命も縮まる思いだったが、こうしてブログを読んで下さる方がいて、コメントで元気づけて下さる方がいて、そして私の職場のボスも理解のある方で勤務時間を融通して下さり、同僚も気遣ってくれ、大変ありがたい事だとしみじみ思う。

まだ治療は始まったばかりだが、幸い本人も元気で前向きに治療しているし、家族の結束も強まったし、この調子でびしばしガン細胞をやっつけて、快方に向かえばよいなあ。ついでに塾の生徒の成績もあがるといいなあ。さらに私の肩こり・腰痛もよくなるといいなあ。そして道端にお腹をすかせて倒れている老人がいて、助けたら実はビル・ゲイツで、お礼に巨額の小切手を振り出してくれたらもっといいなあ。


注:ビル・ゲイツは老人ではありません
Posted at 12:20 | この記事のURL
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口腔ケア(くみこ) [2007年10月23日(火)]
抗ガン剤の副作用で吐き気と共に恐れていたのが口内炎である。話に寄れば、いくつも大きいのができて話すことも、食事もできなくなると。副作用についての小冊子にも、熱いものはさましてから、とかとろみをつけて飲み込みやすく、なんて注意が書いてあるし、食欲が無い上に口内炎で何も食べられない、なんて手記も目にしたりして喋るのが商売な私はかなりびびっていた。

ドクターに口内炎対策を尋ねると、「口中を清潔に保つことです。口内炎とは、菌によるものですから、たとえ噛んだりして傷があっても清潔で菌が無ければ口内炎にはならないんです」とのこと。

歯医者通いはプロ級(?)のみちこも、「口内炎は菌が原因だから、たとえできちゃっても痛いのをこらえて口内炎の表面を歯ブラシで軽くこすって菌を落とせば早く治る、って歯医者さんに聞いた」そうな。

点滴してから4日間錠剤の抗ガン剤を飲んでいる間に、これこそ口内炎の兆しでは!?と思うほど舌や口の中がビリビリし始めた。ちょうど知覚過敏でかかりつけのK歯科医に通院中だったので、悪性リンパ腫で抗ガン剤治療を始めたことなど話し、口内炎が怖いんです、と相談すると、やはり「口内炎は口中の清潔を保つことが重要で、もともと人間の口の中には常在菌がたくさんあるのですが、免疫力が落ちると普段は何でもないこれらの菌が暴れ出すんです。口内炎だけでなく、歯茎や身体全体にも色々問題が出てくる可能性があります。本人が気をつけるのは勿論ですが、やりきれないのも無理からぬことなので、うちで口の中の事は管理してあげましょう」と言って下さった。「では私の口腔ケアはすべてお任せします」と定期的に通って歯医者さんに歯を磨いて貰う贅沢をすることになった。

私専用の歯ブラシ、歯間ブラシを揃えてくれ、全体のレントゲン写真を撮り、歯磨き指導だけでなく口の中全部の健康管理を引き受けていただいたのである。K先生には、私が介護の仕事をしていることから関連するシンポジウムのご案内を頂いたり、誤嚥性肺炎の怖さ、寝たきり老人と口腔ケアの繋がりなど随分色々なことを教えていただくなど歯の治療だけでなく本当に御世話になっている。単に医者としての技術だけでなく、こんな風に力になってくれる医師や家族や友人、知人の「力」が本当に私の病気を治す「力」になっているのだと実感する。もったいないほどに有り難いと頭を垂れるのみ。
Posted at 00:38 | この記事のURL
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