学習塾講師の母・くみこの突然のがん宣告(正確には悪性リンパ腫)。
職場と塾と母宅と病院をうろうろする娘・みちこが書く、母・くみこの病状記録。
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母・くみこ(患者本人)と母のだんな・あけ氏も更新します。
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主治医の話(みちこ) [2007年10月03日(水)]
兄・ヒデアキが東京から駆けつけ、主治医・Dr. 池田のご説明を一家で聞く。

Dr. 池田はおそらく30代半ばの若い先生だが、部長だった。やるな。
どうでもいいが説明に「ベネフィットが〜」「アグレッシブな〜」と英単語が混じるのが気になる。これは研究者に多く見受けられる癖であるので(私の本職研究所にも多い)、研究出身の臨床屋なのかもしれない。母・くみこも気になっていたらしく、「なぁ〜にがベネフィットだ、けっ」と悪態をついていた。口は元気な患者である。

Dr, 池田は、英単語まじりだが、実に丁寧に説明をしてくれて安心。だが病状は決して楽観視できるようなものではなく、腫瘍としては進行速度の遅いものだけれど、発見が遅れて現時点で既にかなり成長しており、全身に転移しているため、末期の状態だとの事だ。

そして、兄・ヒデアキの期待した免疫療法には反対されてしまった。抗がん剤投与前のサンプル(体内組織)を取り出さないと始められない治療法なので、がんセンターで執刀してもらえないとなると、他の病院を探さなければならない。しかし、母・くみこにはその時間がない。残念だが、やむなく断念し、抗がん剤治療に専念することに。

私の本職のボスが、がんセンターの総長と一緒に仕事をしているので、なんとか執刀してもらえるよう圧力をかけてもらえないだろうか。無理か。
Posted at 17:00 | この記事のURL
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