学習塾講師の母・くみこの突然のがん宣告(正確には悪性リンパ腫)。
職場と塾と母宅と病院をうろうろする娘・みちこが書く、母・くみこの病状記録。
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車椅子での外出(くみこ) [2008年05月16日(金)]


車椅子のダンナと横浜に出かけた。まだ体力に自信がないので、みちこに付き添いを頼む。

横浜では、免疫療法1クールの終了なので、息子夫婦が休みを取ってくれて食事をすることになっていた。身内の快気祝いとして中華料理を食べるわけである。

駅にはみなエレベーターやエスカレーターがあって、何の苦労も無い。クリニックの入り口にだけ4段ほどの階段があったが、すぐに通りがかりの人が手伝いを申し出てくれた。

新幹線を始めとする駅でも、駅員さんが「お手伝いは入り用ですか?」と聞いてくれ、不要と答えると「では、必要な時は声をおかけください」と放っておいてくれた。

昔は出かけるたびに喧嘩になった。「なぜ前もって連絡しない!」「何時の列車に乗るんですか?次の?間に合いませんよ!2本後のにしてください」などの暴言はざらであった。

通行人も目をそらして、声をかけても手伝ってくれない人が多かった。そんな中で、外国人は100パーセント手伝ってくれるのが、日本人としては情けなかった。

ところが、今はなんの心配も無い。実際、車椅子の人数人と駅ですれ違った。

この次は2人だけでも大丈夫だね、とダンナと話した。若いもんに頼る楽をしていると、どんどん老け込んじゃいそうだもんね。
Posted at 13:54 | この記事のURL
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コメント

同感です!今まで、「人に迷惑をかけない」ことにこだわりすぎて来たように思えます。私たちは1人では生きて行けないのですから、「迷惑をかける」のではなく「助け合って」生きて行きたいです。それは、両方にとって幸せなことです。自分が誰かの役に立つということは、とても有り難いこと、うれしいことです。それは決して迷惑を掛けられているのではないですよね。
それぞれの力を補い合って生きるのが、いままでの家族単位ではなくなっただけのこと。
良い意味での「家族主義(世帯主義)」から「個人主義」は変わって行くべきだと思います。
Posted by:>群馬のNさん  at 2008年05月20日(火) 14:38

医学やテクノロジーは目に見えて進歩するのに、暮らしやすさは気がつかないとそのままになってしまいますよね。車椅子のダンナと一緒にいると、普段と違った視点でものを見られるようになります。それだけ世界が広がったように思えます。
Posted by:>LUCYさん  at 2008年05月20日(火) 14:31

時には子供達に頼ってもいいと思いますよ!今の世の中家族もしくは仲間と助け合わなければ生きて行けない時代です。だからグループホームは必要不可欠ですね!!
Posted by:群馬のNさん   at 2008年05月17日(土) 01:05

先日、地下鉄で電動車椅子のかたが、乗っておられました。
「何処で降りられるのかな?」
降りる駅になったら、すっとドアの前に移動。
駅員が待っていて、さくっと、ブリッジ(正式名称知らないの)
のようなものを渡してくれ、
見事に降りて行かれました。
駅員も、車掌もごく当然のようにまた発車。
何年か前には、あり得なかった事が、すんなり進む時代なんだな
と、ちょっと感激でした。
少しずつだけど、確実に世の中は、ある意味暮らしやすくなってる部分も
ありますね。
Posted by:LUCY  at 2008年05月16日(金) 16:36



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