高齢者が運転する車に紅葉マーク(枯葉マークなんて言ってはいけません)がついているが若葉マーク以上に危険な運転をしている場合が少なくない。ウィンカーも出さずに曲がる、突然走り出す、左右の確認もせずに路地から飛び出す、ミラーを見ていないから自己中な運転をする、などなど。
私が住んでいる地区は農業地区なので、年寄りが幅を利かせている。何事も「おじいさん」が決定権を持っている、など古くさい慣習が残っている地域である。
農道だからと実に迷惑な運転をするじーさんが多くて困るが、そのまま町中に出てくるので困るというより危険である。
田舎道だからセンターラインがないとはいえ、道幅一杯にふらついてゆっくり走っている車の後ろについたら悲惨である。
後ろから見ると、運転席のはげ頭(私はちゃんとかつらなり帽子なり着用しています)と後部座席のばーさんの丸まった後ろ姿。
以前、そんなばーさんがぼやいていた。『危なくてしょうがない、止まるったって、何かにぶつかって止まるんだから、もう止めてほしいんだけど聞きゃあしない』
さもあろう、というじーさんなのだが、巻き込まれるとイヤなので前の車がそれと分かるとう〜〜んと車間距離をとる。でも歩行者や対向車は災難だろうな。
でもでも、こんな田舎、公共の交通機関は無いし、シニアカーで行ける距離に店なんて無いし、仕方ないと言えば確かに他に方法が無い。
どの家にも『若い者』が誰かしらいた頃と違って、近所みんな昼間は年寄りばかりである。前に、ある家のじーさんが倒れた時も、ばーさんは「おじいさん、おじいさん」と取り乱すばかりで結局良く知らない近所の嫁さんが救急車に乗るしかなかったことがあった。
介護の問題にしろ、日常生活にしろ、先が解っているのになんの手も打たない、いずれどうなるか解りきっているのに手をつけない、確定申告を最終日にする私が言うのもナンだが、この地域は滝壺に向かって流されているのに酒盛りをしている船のような気がする。
という私も、老後はどうするんだか、お先真っ暗なんだけどね。だからなんとかしようとあちこちで声を掛けているんだけど、『笛が下手なせいか、誰も踊らない』だれか、一緒に笛を吹いてくれないものか… |