最近の子供はおかしい、子供だけでなく、その親がすでにおかしい、と事あるごとに私はぼやいて来たが、今日見た番組でも、『確かに日本人は変わってしまった。子供が変わって来ただけでなく、親もおかしくなってしまった。』と話していた。『かつては肉親を残虐に殺すとか、理由も無く人を殺すという事はなかった』
その次に見たニュースで、小六の子が卒業式が終わった後、『親にしかられたので死にます』とメモを残して死んでいるのが見つかった。肉親や他人と同じく自分自身も簡単に殺してしまうのは、やはりこの国の人々が変わってしまった、それも悪い方に変わってしまったと私も思う。
最近読んだ数冊の本も、同じ事を言っていた。世界第二位の豊かな日本で、この惨状は何なのだ。戦後の経済復興を遂げた時点で立ち止まれば良かったのに、そのまま拝金主義がエスカレートして金が正義、金がすべてになってしまった。努力も愛情も思いやりもすべて金に換算しての価値に成り下がり、みんなで囲む粗末だけれど暖かい食卓より、金のかかった贅沢な弧食をよしとするようになった。親は子を育てるより金をかけるのを愛情と思って父も母も金儲けにかけずり回る。
生徒たちに、文章の形で親と話をしているか聞いたら、やはりしていなかった。単語だけで、腹減った、食うもん無い?冷蔵庫。勉強した?したよ。宿題は?べつに。と言った会話しかしていないようだ。だから、いつ、どこで、どんなことがあり、自分はどう感じた、なんて話は出来る訳がないのだ。
どうしたらいいのだろう?借金だらけの親が最新型の携帯を子供に持たせて、親子で3機のプレステで遊んでいる。そんな親子に、私に何が出来るというのか。塾の講師の先生とも、これらの生徒たちが自分の子供でない事を、自分の家族でない事を感謝するしかないのか?!と話した。でも、将来はこれらの子供たち、これらの若い親たちが引き継いで行くというのに。
知恵があって頭の回転が速い者もそれを金儲けに使って世の中のためには何もしない。ぬけぬけと『金儲け、悪い事ですか?』と言うのだから。悪くはない、悪くはないがその前に大事な事がある。それをした上での金儲けなら、もしくは儲けたお金を自分1人のために使うのでなかったら金儲けは決して悪い事ではない。
私は貧乏だが、金で買えない大事なモノを持っている、と言っても、こういう輩にはただの負け惜しみとしか聞こえないのだろう。 |