首筋に気になるしこりがあるけれど、多分これは問題ないだろう。前にも鼠頸部にリンパ節の腫れがあってビビったが、調べてみたらタイプの違うリンパ節の腫れだったことがある。
ハラハラしながらも2年と6ヶ月が過ぎた。立っているのがやっとだったのが、ひとりで歩けるようになり、走れるようになり、階段を上れるようになった。
日に3時間働くのがせいぜいだったのが、4時間、6時間と増えてゆき、今では8時間労働も可能になった。
月収3万だったのが、2年経ってなんとか2桁になった、なったけど生活保護ギリギリの収入である。疲れが溜まってくると、あ〜、もう生活保護受けちゃおうかな?と思い始める。
ずっと転勤族の女房をやってきて、仕事はずっと続けてきたけれど履歴書に紙を足さなければならない程職業を変えてきた。だって、早い時は1年で引っ越していたのだからキャリアなんて積むどころの話ではない。同級生が部長になったの、役員になったのと聞くと焦りを感じたが仕方が無かった。
そして塾に勤めたり、自分で始めたりしてそろそろ家を買おうかと思っていたら病気になっちまって貯金は減り始め、退院はしても働ける体力はないし、世は不況で若い人さえ仕事が無い状況。それでも仕事を選べて年齢のワリには時給のいい介護士の職に就けただけラッキーだったと言えるね。
とはいえ、こう寒くて天気も暗いとつい考えも暗くなる。
娘が結婚できないのは、こんな母親がいるからなのでは?(ダンナはダンナで、障碍のある俺のせいだ、と思っている)
小さな窓から外を見ると、実際より悪く見えるのだそうだ。
たしかに、カーテンの隙間から外を見るとひどい雨のようでも傘をさして外へ出ると大した事はないじゃない、と言う事は多い。
気が滅入っているのは訪問先のお年寄りも同じのようだ。80過ぎの利用者さんからみれば、私は娘の年頃だから「あなたは若くていいわ」と言うのは冗談ではなく本当にそう思って居られるのだろう。
確かに、10年先の自分が今の事を思い出したら「あの頃は若かった!」と思うだろう、今私が10年前をそう思うようにね。
子供達は無事成人したし、「恒産」は無いけど借金も無いじゃないか。
「まだ起きてもいない不幸」を心配して今の幸せを台無しにする事は無い。
90歳近いはるこさんが、「ありがとうと思う心が今日の幸せ」とよくおっしゃる。ひでのさんは「つらいこともあったけど、めそめそしたり、恨んだりしてもしょうがないからしなかったわ」と笑って話される。
逢う度に愚痴や泣き言を繰り返される方もおられるが、やはり振り返ってみると明るい方と会う方が気持ちが軽い。暗い顔も、明るい笑顔も伝染するのだ。
運転していて、対向車の中や道ばたにいる人が笑顔でいると、ついこちらもにっこりする。なんで微笑んでいるのか分からなくても、にこやかな表情と言うのは野の花を見つけたように和ませてくれる。
仏頂面をせずに、顔だけでもニコニコしていようと思う。本当に可笑しくなくても、笑う振りをするだけで免疫力が高まるそうだし、口角上げて笑顔を作ったままイヤなことを考えることは難しい。(嘘だと思ったらやってごらんなさい!)







