ナマステ!
月曜日の
金環日食 、日本の広い地域でくっきりと観測できたようでなによりです♪ ネットでもtwitter上などで「わあっ!」と人々の盛り上がる様子が西から東へと波のように移動していったのは、かなりの臨場感がありましたね。
VIDEO
LIVE! ECLIPSE さんの金環日食中継まとめ映像。美しいす……
前記事でもちらっと触れたけれど、インドには独自の占星術
「インド占星術/ジョーティシュ」 が存在します。インドの人口の8割を占めるヒンドゥー教の元祖に、
バラモン教 というのがあるのですが、その
聖典(ヴェーダ) を理解・実践する上での
天文分野 の実学として発展したのが、このジョーティシュです。ちなみに、もうお気づきでしょうが、日本でもおなじみの
「アーユルヴェーダ」 もジョーティシュの兄弟みたいなもので、こちらは
医療分野 の実学です。
実は、去年から
ジョーティシュ (以下、インド占星術と表記)の勉強を始めてます。別に占い師になるつもりはないけれど、インドの歴史や人々の思考構造をより深く知るための足がかりとして始めました。インドでも、人生の趣味としてインド占星術を学ぶのはポピュラーで、普段はサラリーマンだけど趣味で鑑定しますよ、という人も結構います。ちなみにインドだと、そうした時に無料で見てもらえる場合もあるのだけれど、そこに裏があるとか、あとで何か売りつけられる……ってわけじゃなくて、その人が
カルマ・ヨガ の実践者であることも往往にしてあります。カルマ・ヨガっていうのは、金銭とか見返りを求めない奉仕で自己のカルマ(業)を精算するヨガの一種です。
生活や宗教と占星術が密着しているこの国では、ふつうは、街角や住宅街に「町のかかりつけ医」ならぬ
「かかりつけ占い師」 が開業していて、そこに近所の人たちは気軽に相談に行きます。相談料はだいたい100〜300円くらい。相談事は、結婚や転職のタイミングとか、病気の心配、対人関係など色々。初診時(?)に自分の生誕時の惑星配置を示した
チャート を作ってもらえるので、それをカルテがわりに今の症状(状況)を判断していく、という流れです。
こんな感じの自分のデータを収録した冊子を作ってもらいます
占星術師の資格は特に無いので、町の占い師の多くは、職業カーストのなごりで代々世襲したものだったり、時にはちょろっと勉強して開業する人もいるようです。そんな無秩序な状態に一石を投じ、インド占星術を実践的学問としてアカデミックに体系化したのが
K.N.ラオ という研究家で、ラオ氏の主宰するインド初の専門的な
占星術学校(Bharatiya Vidya Bhavan's Institute of Astrology) というのがデリーにあります。
昨年末の話になりますが、
インターナショナル・コース に参加するチャンスに恵まれました。参加者はインド全土はもとより、ロシア、アメリカ、日本など国籍も様々。多くがインド占星術を勉強中、という人達でしたが、中にはプロの占い師の方も。授業は英語で、初心者クラスと上級者クラスが有り。
講師陣もインドを代表する占星術の研究者がずらり。
朝から晩までみっちり占星術の歴史や意義、法則や技を学んだ2週間。秘技の伝授(!?)やプージャ(祭礼)もあり、まるでハリーポッターの魔法学校に通ってるかの気分で、非常に面白い経験となりました。
長くなったので、インド占星術の話、また折をみて書こうと思います。