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  吉實スペシャル [2008年07月24日(木)]
先日、お願いしていた庖丁を受け取りにうかがった時のこと。

グラグラして不安定なのを
跡継ぎ修行中の息子さんにサポートしてもらって
なにやら文字を打ち込む操ちゃん。
職人のオーラバリバリです。



あれ? 手にしているのは庖丁じゃなくてハサミ
ハサミと言えども刃物。見つめる目は真剣ですねー。



打ち込んでいた文字は「Happy Birthday! '08.7.22」



なんと、私への誕生日プレゼントでした〜



左利き用の裁ち切りバサミです。

左利き用のハサミには2種類あって、
ひとつが、握りのところが左用&刃の向きが左用の100%左利き用。
もう一つがこの写真のタイプで、
握りのところは左用なんだけど、刃の向きは右利き用のまま。

どうしてそう言うのがあるかというと、
小さい頃から右利き用を左手で使っていた左利きは、
刃が右利き用というのにすっかり馴れてしまっていて、
苦労して工夫して右向きの刃を使いこなす手の動きが
もうすっかり出来てしまっていて、
右利きの刃のほうが使いやすくなってしまってる。

ただ、右利きの握りは右の方に向かって握りが広がっているので、
左から指を入れると、狭くなっている方から指を入れることになるので、
あっちこっち当たって、手が真っ赤になって痛いのよ

だから、握りが左からスムーズに入れられるようになっていれば、
それだけでOK言うこと無しなハサミなワケ。
刃まで左利き用だとかえって使えないと言うややこしさ。

その私にとっての金の斧をプレゼントしてくれた操ちゃんは、
湖から浮かび上がった女神さま〜



帰り際に「今日私の誕生日なんです〜と
何にも考えずに無邪気に言っちゃったモンだから、
それは何かしなくちゃ、と、あちこち。
引き出し開ける、戸棚開ける、押し入れ開ける、
奥では奥様が二階に駆け上がる、と大騒ぎ。

あ、あ、そんなつもりじゃなんですからぁー!
いいですー、気にしないでくださいぃぃぃぃぃ。


すると、二階から駆け下りてきた奥様が、

ネェ、これなんかいいんじゃない?左利き用のハサミ。

え? 左利き用? … …

…と、いとも簡単にご厚意に甘えてしまいました〜

その後が上の写真につながるというわけです。

きれいに包まれたハサミを私に手渡してくれながら、

林さんサ、今度来るときは誕生日は外してきてね。

あははは 操ちゃん、座布団1枚

Posted at 09:39 | 匠の技 | この記事のURL | コメント(2)

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