先日、お願いしていた庖丁を受け取りにうかがった時のこと。
グラグラして不安定なのを
跡継ぎ修行中の息子さんにサポートしてもらって
なにやら文字を打ち込む操ちゃん。
職人のオーラバリバリです。
あれ? 手にしているのは庖丁じゃなくてハサミ

ハサミと言えども刃物。見つめる目は真剣ですねー。
打ち込んでいた文字は「Happy Birthday! '08.7.22」
左利き用の裁ち切りバサミです。
左利き用のハサミには2種類あって、
ひとつが、握りのところが左用&刃の向きが左用の100%左利き用。
もう一つがこの写真のタイプで、
握りのところは左用なんだけど、刃の向きは右利き用のまま。
どうしてそう言うのがあるかというと、
小さい頃から右利き用を左手で使っていた左利きは、
刃が右利き用というのにすっかり馴れてしまっていて、
苦労して工夫して右向きの刃を使いこなす手の動きが
もうすっかり出来てしまっていて、
右利きの刃のほうが使いやすくなってしまってる。
ただ、右利きの握りは右の方に向かって握りが広がっているので、
左から指を入れると、狭くなっている方から指を入れることになるので、
あっちこっち当たって、手が真っ赤になって痛いのよ
だから、握りが左からスムーズに入れられるようになっていれば、
それだけでOK

言うこと無しなハサミなワケ。
刃まで左利き用だとかえって使えないと言うややこしさ。
その私にとっての金の斧をプレゼントしてくれた操ちゃんは、
湖から浮かび上がった女神さま〜

帰り際に「今日私の誕生日なんです〜と
何にも考えずに無邪気

に言っちゃったモンだから、
それは何かしなくちゃ、と、あちこち。
引き出し開ける、戸棚開ける、押し入れ開ける、
奥では奥様が二階に駆け上がる、と大騒ぎ。
あ、あ、そんなつもりじゃなんですからぁー!
いいですー、気にしないでくださいぃぃぃぃぃ。
すると、二階から駆け下りてきた奥様が、
ネェ、これなんかいいんじゃない?左利き用のハサミ。
え? 左利き用? …
…
…と、いとも簡単にご厚意に甘えてしまいました〜
その後が上の写真につながるというわけです。
きれいに包まれたハサミを私に手渡してくれながら、
林さんサ、今度来るときは誕生日は外してきてね。
あははは



操ちゃん、
座布団1枚