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  シフォンケーキのナイフ [2008年06月23日(月)]
赤ちゃんのおしりのようなポヨンポヨンの
シフォンケーキを上手く取り出すには、
刃渡りの長いナイフが必要です。

今まで舌平目用のナイフを使っていたのですが、
 刃に粘りがあるというか柔らかいというか、
 ものすごくしなるので身と骨の間にきれいに刃が入っていきます。

しなるのがかえって邪魔をして真っ直ぐ入っていかず、
取り出したら側面がボロボロと言うときがよくありました。

気持ちよく切り離せるナイフが欲しいな、
と、前々から思っていたんですよ。
 
そうなると、お願いする人は、もう操ちゃんしかいません。

お願いした条件は、
刃渡りが長くて細身であること。
気持ちよく切り離せること。

また変なことを言ってくる、と言う顔をして
私の訴えを聞いてくれていた操ちゃんですが、
次第に、どう応えてやろうかと目がランランとして、
物差しを出してきて長さの見当をつけ始めました。

もう、こうなったらこっちのもんサ

それから数ヶ月後、
出来上がったシフォンナイフは
惚れ惚れとする形になりました



切れると言うことは研げるようにしなくちゃいけないから
少しは厚みが必要だけど、
厚みは薄いほうがいいんだろ?
だからギリギリ薄くするけど、そのかわり「吉實」の刻印は押せない。
押すと穴が開いちゃうからね。
だから刻印は入れないよ。
それと、これにもサヤ、いるんだよね?


…と、感謝感謝のお言葉がズラ〜リ

ほんと、こんな変なこと言ってくるの、林さんだけだからね。
他の人じゃやらないよ。
ま、誰も言ってこないけどね。


ハイ、その通りでございます。

こうしてまた「お気に」の包丁が1本増えました


Posted at 09:47 | 匠の技 | この記事のURL | コメント(0)

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