ふだんのきもの

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時代によって変化した?!お太鼓結び 
[2008年04月14日(月)]
 
着物というと・・・帯は背中に四角い形のお太鼓結びを想像しますよね。
今では 帯枕をつかってぴっちり背中にそうようなお太鼓が理想なんですが、時代着付けではお太鼓といっても 実はこのお太鼓ではないんです。
ちなみに今では角出しといわれる結び方に見た目が似ている結びが江戸時代では お太鼓と言われていたようです。

※左 現在のお太鼓結び   右 時代物のお太鼓結び(帯〆つかってないんです)

その時代物のお太鼓結びとは 江戸時代 芸者さんが江戸の太鼓橋にちなんで締めたということで 広まっていったということ。
背中の帯結びの真ん中が脹らんで 太鼓橋の形に似た形をしていたのです。
今のまっすぐなお太鼓とはまずこの形が違うのです。
そして 昔のお太鼓と今のお太鼓の決定的な違いは 帯枕&帯〆をつかわない ということ。
結び方も今とは違い、現在では”引き抜き”といわれる締め方が 昔のお太鼓なんです。
(ちなみにこの昔の締め方は ほとんどの着付け学校では教えてはくれないんです・・・残念ながら)
そしてそして この引き抜きという締め方と 現在のお太鼓結びでは 柄が上下反対に出てしまうんですね〜。

※左 現在のお太鼓結び    右 時代物のお太鼓結び(引き抜き)
わかりにくいのですが、柄が上下反対になってます。

アンティークの帯で 時々あるのですが、普通に締めると柄が上下反対になってしまうものはこの引き抜きという締め方で結ばないと柄がちゃんとでないのです。

今のような結び方がでて来たのは 大正から昭和初期にかけてのようです。
確かに現在のお太鼓は 枕をつかったり、帯〆を使ったりのおかげで帯の長さも短くてすむし、一人でそれも背中で結ぶには 引き抜きよりも簡単で綺麗な仕上がりだと思います。そういった事で こちらがどんどん普及して 引き抜きという結び方が どんどんなくなってしまったのでしょう。



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