ふだんのきもの

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源氏物語と源氏香 
[2008年03月15日(土)]
 
実は 2008年は源氏物語が確認されてから 1000年を迎えるということをご存知でしたか?
源氏物語は平安時代中期にできあがった 紫式部による日本の長編小説ですが、 かならず教科書にでてきたので名前は皆さん知っていますよね。
しかし、どのくらい源氏物語がすばらしく昔の日本人に影響を与えていたのか 実際感じる機会はありません。
でも和の遊びや生活には 源氏物語が関係していることが多く いかに昔の方に愛されていたのかを知ることができます。

私も昨年 投扇興を初めて体験したときにも こんなところに源氏物語が・・・と思いました。(投扇興 扇子を投げて的にあて点数を競う遊び。この点数表は源氏物語の巻名からきている、とても優雅な遊び)

そして この源氏物語からきている”源氏香” というものをご存知でしょうか?
源氏香の図は縦5本の線を基本として構成されており、シンプルですがデザイン性も高く 家紋や着物の紋様によく見られます。
実はこの源氏香は香道からきており 5種類の香木を順に焚いて、香席に5回聞香炉が回されます。香りを聞いたら、紙の上に右から順に縦線を引き、同じ香りと思うものは、縦線の上の部分を横線で繋ぎます。そして、5回香りを聞いた後にその図を、源氏物語の巻名に当てはめられた「源氏香之図」に垂らし合わせて、巻名で答えるというもの。源氏物語の巻名はこんなところでも 日本人に優雅さを与えていたんですね〜〜〜

”源氏香” はお着物によく使用されているので、着物やさんで この紋様 そういえば みたことある!という方も多いでしょう!
※これは源氏香の紋様の一部

さすがに52種類もあるので覚えるのは大変ですが、この紋様を見つけた時に”源氏香”とわかる事がうれしいし、そのあとも源氏物語のどの巻名の紋様なのかがわかると もっとおもしろいのではないでしょうか?
たとえば ”末摘花” だったら 源氏物語の末摘花 とは どんな女の人なのか・・・
アンティークの帯に源氏香の紋様がはいっていたら 源氏物語の末摘花のような人がつくったのかしら・・・・とか いろんな事が考えられて 面白いです。

源氏物語1000年という記念の一年です。
私も今年はもっと源氏物語を掘り下げて いきたいですね〜〜
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